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[社会] 吉林市でマンモスの化石を釣り上げ



17日、吉林市の市民・呉徳勝さんは、普段のように川辺の公園に行って釣りをしていたところ、長さ10cmの石ころを釣り上げたが、専門家によるとこれは古生物時代の毛象の歯の 化石だとのことであった。

呉さんによれば、石ころの表面がなめらかで微細な斑点が見られ、非常に堅固な動物の歯と見られたという。

専門家は、この化石は松花江にて侵食されているものの、それでも外形がしっかり残っている方だといい、吉林地域で古生物である毛象の化石を発見したのは今回が初めてでないとしながら、 類似した化石の発見は吉林地域の古代地理の研究に一定の価値があるという。

資料によれば毛象はマンモスともいいい、寒冷気候に適応する世界的に最も大きな象で、成年の毛象は今の象より二倍程度大きく、身長が5m重さが8トン程度になる。

研究報道によれば、毛象、先史時代の亀、スミルノドン、穴居人、ナマケモノ類などは科学者が最も"復活"させたい古代絶滅生物に属し、 これらのうちで毛象は復活の可能性が最も大きいという。

(吉林新聞 2014年6月18日)
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