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［経済］　中国図們江地域(琿春)国際合作モデル団地、3段階で発展へ 最近、吉林省人民政府で批准した“中国図們江地域(琿春)国際合作モデル区総体企画”によれば、モデル区を3段階にて発展させる方針だ。 最初の段階は、2012年から2015年まで。すでにこの段階をスタートさせているが、この段階にインフラを体系的に建設、体制、市場経済の政策そしてこれと関連して法規を制定する。 また、国内外の交通網(鉄道、港湾、道路など)を一歩前進させてしっかりと構築し、対外開放のしくみおよび革新そして商業貿易流通、国境観光および国際観光を アップグレードさせるための多国籍合作のしくみを基本的に制定し、各国間の相互発展を推進する土台を作り、開放型経済発展を図る基礎作業をする。 2番目の段階は、2015年から2020年までとし、全面的発展の段階となる。この段階に、総体的な機能が、物が豊富でサービス施設が充実し、商業貿易が繁盛する 経済機能区域を建設し、生態環境が備わった居住環境を用意すると共に、開放型経済発展の全方向的な環境を用意する。 3番目の段階は、2020年から2030年までとし、自由貿易の段階となる。この段階に東北アジア地域の重要な総合交通中枢および商業貿易物流センター、図們江地域のハイテク産業集散の 重要基地と中日韓等の多国籍自由貿易団地に浮上し、中国が東北アジアの合作と開発開放の重要なプラットホーム、および多国観光レジャー特区として浮上するようにする。 このように中国図們江地域(琿春)国際合作モデル区が3段階を経て予定の目的に到達すれば、吉林省が対外的経済発展の戦略的な地域として浮上し、東北アジア図們江地域の 国境自由貿易に良好な条件が用意されるだろう。 中国図們江地域(琿春)国際合作モデル区は、図們江河口の中朝露3国と隣接している吉林省延辺朝鮮族自治州東部の琿春市に位置している。 中国国務院弁公室では、“中国図們江地域(琿春)国際合作モデル区の建設に関する若干の意見”を2012年第19号文書で発行した。 このモデル区の総面積は90平方ｋｍ(琿春市郊外80平方ｋｍと敬信区域10平方ｋｍ)だ。 （黒龍江新聞　２０１４年５月２２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット