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![]() [経済] 延辺、学齢人口減少で文具店も次第に不景気に 学齢人口減少の流れとスマート機器、タイプライターの普遍化およびインターネットの販売増加で一時大きく全盛期を享受した文房具販売業が、ここ何年間か下落傾向を 繰り返している。 先日、延吉市内の多様な規模の文具店で調べてみたところによれば、2010年から州内の文具卸小売産業が《冬の時代》に入ったという。 延吉市で最大規模のK輸入文具専門店から 入手した統計によれば、昨年の売上額は前年同時期比10%、2010年に比べて30%以上下落した。 今年に入り、ノートやペンなどの伝統的な文具の売り上げは10%ほど減少したが、 スマートフォン、タブレットPCにて一日の日課や計画を整理、記録することができるアプリのWechatなどが登場し、スケジュール板、便せんなどは売り上げが50〜60%台に落ちた。 専門的に高級輸入事務用品を取り扱うP専門店や中低価格の事務用品を卸売する小商品卸売市場の現況も同一だ。 主に事務および贈答用の高価なペンを販売するP専門店では、 次第に高級文具をプレゼントする風習が色褪せて行く実情、小商品卸売市場では購入団体がより便利なインターネットでの購入を好むようになり、売り上げ下落の原因となった。 製品の競争力下落で、価格調節により売り上げ下落傾向を止めるのも難しくなった。 《10年前と現在で、販売するボールペンの価格が同じだ》と明らかにしたK文具店の売り場担当 経理は、《販売が振るわないから、卸売価、人件費、運賃の上昇にもかかわらず価格を上げることが出来ない》として、苦しい心境を伝えた。 文具製品のメリットが低いうえに販売量が減少し、現在、延吉市で文房具だけを販売する専門店を見つけるのが難しいほど、経営者は装飾品、本、化粧品、食品などとの販売を 併行しており、併行製品への依存度も増加する傾向だ。 その他にも少なからぬ文房具専門店でインターネット販売を兼ねたオンライン、オフライン同時販売を開始するなど、新しい方法を模索するのに苦心しているが、 根本的に販売戦略の変化を試みずには当分、下落傾向にブレーキがかかるのは容易でないはずというのが業界内関係者たちの分析だ。 (吉林新聞 2014年3月20日)
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