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[社会] 延吉野菜卸売市場、歴史の彼方へ



長年の間、延吉市民に卸売街のように値段が安く質の良い野菜を供給し、市民の信頼できる買い物かごの役割を果たしてきた延吉市野菜卸売市場が、2月28日を契機に歴史の中に 消えることになった。

調べによれば、延吉市野菜卸売市場は1990年に設立され、歳月が流れる中、市場の衛生環境が目がくらむほど無秩序で、深刻な安全生産上の不安が生じた。 これについて、 延吉市政府は、野菜卸売市場を新しく建設した延吉市万源農副産品卸売市場に移すことに決定、現在、元野菜卸売市場の80%以上の営業者が新しい野菜卸売市場に売台を移し、 3月1日から新しい野菜卸売市場での商売を始めることになる。

2月28日午後、記者は間もなく歴史の裏舞台から消えていく延吉市野菜卸売市場を訪ねた。 ほとんどの野菜卸売商が離れた場所に、まだ一部の商人が残って最後の呼びかけをしていた。 冬、寒さをしのぐため密集した大小さまざまな商店街と市場内の道がすべて泥沼になり、足の踏み場もないほどで、随所に野菜ゴミが大量に散在しており、うら寂しい姿であった。

野菜卸売市場でおよそ10年間商売をしてきたという商人の葛氏は、まだいくらかの人々が残ってずっと商売をしてはいるものの、市場があと何日かで完全に門を閉めるのは確実な 事実であり、自分のように新しい卸売市場へ行くことが出来なかった一部の商人は個々に他の進路を探すことになるだろうと語った。

(吉林新聞 2014年2月28日)
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