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![]() [経済] 北朝鮮の海産物、琿春を経て中国各地の市場へ 琿春市は中国で日本海と最も近いところだ。 快晴の天気の時、ここの防川-《三国国境地帯》から空の向うの日本海を見られる。 温かい海風といつでも飛び込むカモメは、 人々にここが海と近いという地域特性を物語っている。 中国の国土は、日本海とつながっても接してもいないが、それは日本海の海産物が中国人の食卓に上がるための支障にはならない。 旧正月前夜、日本海の北朝鮮海産物が大量に 琿春に入ってきて、全国各地の市場に出て行った。 北朝鮮の海産物といえば、人々には天然、自然、無汚染を連想させる。 最近、日本海(北朝鮮では日本海を東海という)の北朝鮮海産物が少しずつ中国内陸市場に入って来始め、また、消費者の選好を受けるようになった。 今日では、輸送のおかげで 陝北と青蔵高原以外の地方のどこでも、琿春を経て輸入した北朝鮮の海産物を食べることが出来るようになった。 琿春市の劉宏偉は、2005年からずっと北朝鮮海産物貿易をして来ており、市場の需要で既に北朝鮮海産物の物流産業まで繰り広げることになった。 旧正月を4日後に控え、劉宏偉は午前9時半頃、トラック4台と荷担人を率いて琿春圏河通商口へ行き、北朝鮮側から渡ってくる海産物を譲り受けた。 《今日受け取った海産物が400箱ほどになるが、これは普段の2倍》だといいながら、これほどの物量も持ってゆけば《アッと言う間に売り切れる》と語る。 果たして、海産物をのせて琿春市内の物流中継所に到着すると、すぐに海産物を受け取りに来た商売人50、60人が集まって、お互いに前売表を出して海産物を譲り受けるのに 必死だという。 海産物を売る荷担人は《あなたは10箱、あなたは8箱...》といいながら、待機していた小さな車に譲り渡すのに忙しい。北朝鮮の海産物は、ここの中継所から 再び津々浦々に乗せられていった...。 杭州から来たという販売商は、《先日持っていった海産物は、すぐに全部売れ、なくなってしまったので、今度は飛行機に乗って注文しにきた》といいながら、北朝鮮の海産物は 品質、味が良くて好評だといい、自分は商売を始めて3、4年になるが、浙江、温州、福建などの地に店を持ち、商売は好況だと語る。 《私たちの琿春は良いところです。 ここに通商口があって、北朝鮮側と海産物など物量を契約して受け入れるので、非常に気楽です》といいながら、 琿春のある海産物店の主人・王氏が自慢していた。 (吉林新聞 2014年2月10日)
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