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![]() [経済] 琿春-ザルビノ-束草航路の運行状況を点検 《延辺の海道》と呼ばれる琿春-ザルビノ-束草航路の運行状況はどうなっているのか? 琿春-ザルビノ-束草-(新潟) の4ヶ国連結輸送航路が試運行を行ったのが2008年10月で、琿春-ザルビノ-束草航路が正式に開通したのは2000年4月であった。 10年間、この航路は累計で1300回ほど運行、50万人ほどの旅客輸送任務と貨物コンテナ5万 3000個余りの輸送任務を完遂、2010年10月に様々な原因により運行を中止した。 昨年3月19日、3年余り休航した琿春-ザルビノ-束草航路が《ニューブルーオーシャン》号の就航で運行を回復した。 琿春市港務局によれば、琿春-ザルビノ-束草航路が再開され、昨年末までの約10ヶ月間に航路を利用した(年末に集中)観光客は、延人数で7393人(入国観光客が1880人)であり、 標準コンテナ735個(輸入コンテナが283個)を運送した。 乗客と物流量は持続的に増加しているといえるが、該当航路の利用率が依然として低く、これは市場需要に比較してまだ関税が高く、ビザ政策が緩くないということが 主原因になっていると見られる。 琿春市港務局によれば、もし琿春港の輸入関税が大連港と同じであれば、時間と運賃だけなら琿春港を利用する方が大連港を利用するよりはるかに節約出来るし合理的だが、 現在、琿春港の輸入関税が大連港に比べて高く、まだ大連港を利用して貨物を輸入する企業が多いという。 もちろん琿春市政府でも、ロシアのビザ手続費用を補助する政策を実施し、最初の何ヶ月間は航路を利用した旅客が200人、コンテナ輸出入数も20、30個程度に留まっていた局面を 脱したのだが、根本問題になっているビザ条件は、中国観光客の対ロシヤ観光に依然として障害になっているという。 例えば韓国政府は、この航路を利用する韓国人に72時間ノービザの恩恵を受けられるようにし、初月に利用客数の11%に過ぎなかった韓国人の数が少しずつ44%を占める程度まで 増えたという。 しかし中国側では韓国のように対ロシヤ観光72時間無ビザの観光政策がなく、ロシアのビザを受けるのにおよそ10日という時間を要する困難を経験しなければならないため、 琿春港を利用する中国観光客が増えることが出来ずにいるという。 今年、吉林省政府および延辺州政府は、ロシア側と交渉して72時間ノービザ政策(注:韓国ビザを所有する国民はロシアビザを受けなくても入国可能)を勝ち取る計画で、 航路を利用するコンテナ補助奨励金を誘致して、航路の安定した運行を持続的に保障する方針だという。 (吉林新聞 2014年2月8日)
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