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[経済] 中国、人参価格が5年間で5倍に上昇

資金投入競争が熾烈

人参価格が2007年に1kg当り26元だったのが、2012年には1kg当り120元にまで上がり、吉林市場の人参価格が着実に上がっている。 相場が上がる中、吉林省の生産業者などは生産面積を増やすことを望んでいるが、現在では難しい状況だ。

最近何年間か、政府で人参栽培面積を厳格に統制しているため、大量の市場資金が人参資源と物量の割当に投入されている。 人参産業のこのような‘敷居’は次第に高まりつつあり、ますます敷居が越えにくくなるものと見られる。

中国の人参生産量は全世界の生産量の70%〜80%を占めるが、売上総額は世界の売上額の4%に過ぎず、中国の人参輸出価格は韓国と比較して9倍もの開きがある。 また、数年前、人参価格が‘無価値’ともいわれる程に急落した。

吉林省緑色食品弁公室の李蔚は‘ジェットコースター式’の急激な価格変動現象が再び現れることを防止するため、中国最大の人参生産地である吉林省は2010年に‘人参産業の振興に 関する意見’(19号)を発表、毎年新しく許可する人参栽培面積を約1000haに統制したが、現在までに開発されている面積は3000ha程度に過ぎない。

人参栽培用の土地は一度栽培が終われば少なくとも30年間は再び植えることが出来ない。 それならどうすれば人参栽培物量の承認および栽培土地資源の割当を受けることが 出来るだろうか? 張輝・吉林省農業委員会人参鹿茸弁公室主任は、メディアとのインタビューで、人参栽培の効率性を高めるため、このような割当は比較的優秀な栽培能力で 大規模化された生産をする専門栽培企業や栽培業者に偏ることになると説明した。

多くの産業が過去に体験したように、人参栽培業も現在‘四方で土地区画をする’時期に入り込んだ。 中国の人参産業発展の現況に照らし、人参商品の付加価値を高めて、 人参の潜在的な市場を放出することは必ず実行されなければならない。

市場資金の鋭敏な嗅覚はここに隠された投資機会の匂いをかいだ。

地域環境と栽培種の特殊性により、人参はずっと希少価値を持ち続けた。 歴史に照らしてみれば、人参は広範囲の地域で栽培することが出来、 さらに山東および山西でも栽培することができた。 しかし気候と地理環境の変化により、人参を栽培できる範囲は長白山と天池一帯にまで着実に縮小された。 このような現象は人参だけでなく、人参栽培地も希少な資源になったという事実を意味する。

結論的に総合すると、吉林省の‘人参産業の振興に関する意見’は実際に人参栽培での生産量統制計画の役割を果たし、同時に人参収穫機構もすでに基本的に形成された。 人参の成長期は普通約5〜6年なので、生産量統制政策は価格調整に対して後れていることになる。

(黒龍江新聞 2013年12月23日)
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