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［社会］　延辺、真っ先に老いて行く地域 朝鮮族家庭、二番目の子供5万元奨励政策、いまだ成果見られず 延辺が今年、国家級栄誉を何と30も獲得したという情報が続々と飛び込んで来ているが、全国でも真っ先に老いていく地域、すなわち老齢化社会に急速に進んでいるとしても話題に なっている。 中国はもちろん、世界的にも人口老齢化は普遍的であるが、延辺がこのようにその他の地域よりも早く老いていく地域に変わりつつあるということは、 それだけ将来、社会的に非常に負担になる地域になるというのが知識人の分析だ。 現在の延辺では60歳以上の老人が36万2000人余りで、17%を占めており、これは中国の老人人口の16.6%に比べて1.5%高いという統計が出ている。 このまま行くと、2023年には延辺の老人人口が諸般人口の38%を占めるという統計もあり、これは中国の老人人口が2050年に史上最高 になるという統計に比較すれば、延辺が何と27年も繰り上げる数値だと学者が分析した。 これと関連して、老人福祉事業が全く追い付かないこともまた、延辺の現実だ。現在の延辺に国営敬老院が何ヶ所かあるが、 このような国営敬老院は往年の革命事業に輝かしい貢献がある軍人、烈士遺族など少数の有功者だけが恩恵を享受出来る敬老院であり、それも行列をつくらなければならないのが現実で、 絶対多数の老人たちはこのような恩恵を受けられないこともまた、延辺の現実だ。 （黒龍江新聞　２０１３年１２月２３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット