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[社会] 延辺の旅行会社、対北朝鮮観光客の急減に泣き顔

朝鮮半島緊張情勢、公金での外国観光禁止などが主原因

2013年は、対北朝鮮の観光客が急減した一年で、今年の冬は対北朝鮮観光客の足がほとんど途切れるだろうと10日付中国新聞ネットが明らかにした。

延辺で専門的に対北朝鮮観光を運営する旅行会社によれば、今年はこれまでのどの年より対北朝鮮観光客が少なく、特に冬になってから 対北朝鮮観光客の足がほとんど途切れたといってもよいほどに低調だ。

延辺国際旅行公司の関係者は“毎年、冬になると対北朝鮮の観光客が低調ではあるが、今年のようにこれほど低調なのは初めてだ”と明らかにした。延吉市の外、 図們市の旅行会社も対北朝鮮観光客が急減し、長いため息をついている。

図們市図們江国際旅行公司によれば、昨年10月から二日に一回ずつ対北朝鮮観光チームが北朝鮮へ行き、チームごとに20人前後の観光客で埋まったが、今年10月から 今まで、合計30人の観光客しか北朝鮮観光に行かなかった。

延辺観光業界の分析によれば、今年の対北朝鮮観光客の急減は、朝鮮半島の情勢と関係する。今年4月からの朝鮮半島の緊張状態により、延辺現地の旅行会社は一時期、 対北朝鮮観光の実務を中断、そのため対北朝鮮観光は昨年に比べて大きく低調となった。

一部ではまた、今年に入り公金で外国観光に出ることを厳禁したため、対北朝鮮の観光客が急減したと説明している。

延辺は図們江を挟んで北朝鮮と隣接する地域であり、対北朝鮮観光は文化産業の非常に重要な一環だった。最近になり、北朝鮮は中国に羅津・先鋒、南陽、清津、 金剛山などの様々な観光コースを開放し、観光客は道路、鉄道、さらには航路、海路を通じて北朝鮮観光に出ただけでなく、自家用車での対北朝鮮観光も可能だった。 しかし今年のように、これほどまでに対北朝鮮観光が“冷え込んだ”状態が、いつ好転するのか、観光関係者は明確な答えを与えられずにいる。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2013年12月12日)
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