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[社会] 夜11時、木材置き場で多様な虎4頭が余裕の散歩

琿春、初めて野生東北虎の家族の活動足跡を発見



専門家:
●野外で東北虎の家族の活動を発見したのは喜ばしいこと
●琿春は完全に中国の野生東北虎の生息地および繁殖出来る種源基地ということを物語る。

11月初め、琿春市内に初めて野生東北虎の家族が現れ、中国野生虎種群体の回復に朗報をもたらしている。

1日午後4時頃、琿春三道溝林山作業場の高原などで、二人の労働者が野外作業の際、突然、虎一頭が自らのが連れてきた犬に襲い掛かるのを見た。 二人が茫然としている間、虎は前足を挙げて犬に三度も力いっぱい殴りかかり、さっと回って森の中へ消えたという。

二つの労働者は慌てて木材場駐屯地に走って行き、驚きながら見た場面を同僚に知らせた。

ところがこれは、始まりに過ぎなかった。

3日明け方6時頃、木材場の労働者の朱顔軍、張金輝は、伐木作業場へ行く道で5、6m離れたところで大きな体の虎一頭が自分たちをじっと睨んでいるのを発見した。 二人は驚いて硬直したまま動くことが出来なかったという。 およそ10分程過ぎて、虎が自分たちを攻撃する様子もなかったため、二人は行くのをやめて木材場駐屯地に 戻って来たという。

一番珍しいことはその日、日暮れに発生した。

林山作業場で運搬に登用したすべての馬が、一日の仕事を終える前に約束でもしたかのように自ら木材場駐屯地へ《早退》して帰って来たのだ。 労働者などがいくら作業場へ戻そうとしても、馬たちは頑として徹底的に《抵抗》し始たという。

労働者たちは、恐らく虎がすぐ近くに潜んでいて、馬が驚いてそうしているのだと判断した。

まさにその日夜11時頃、林山作業場の劉坤、高原ら労働者たちは、周辺でかすかな音がするのを聞いて懐中電灯を持って行き、木材場駐屯地を見回った。

すると、懐中電灯を持って立ち上がった彼らは、思わず目の前の光景に目が丸くなってしまった。

大小の虎4頭が木材場から山に上がるところで、余裕綽綽で散歩していた。 懐中電灯の光で浮かび上がった真っ青な虎の家族の目に労働者たちは身の毛がよだったという。

人身および財産の安全を確保するため、その翌日の4日、三道溝林山作業場ではしばらく生産活動を中断することにし、労働者と馬を木材場駐屯地へ撤去。 同時に吉林省琿春東北虎国家級自然保護九管理局へ行って、虎を発見した情況について報告し、現場探査を進めることとした。

保護区管理局では直ちに虎の家族を発見した現場に人員を派遣し、追跡調査することにより、緊急の対策を出し、東北虎がしばしば出没する区域に対する 重点的保護を展開することとした。

(吉林新聞 2013年11月18日)
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