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[経済] 吉林省の人参価格、4年間で5倍に


▲中国内最大の撫松県万良人参市場

吉林省で2010年に人参産業振興政策をスタートし、栽培面積の調節と品質向上に注力した結果、市場取引価格が大幅に 上がっていると証券時報が先日、報道した。

証券時報によれば、世界の人参生産量の70%、中国内の人参生産量の85%を占める吉林省の人参は、2009年まででも市場で1kg当り 25−30元にて取引された。 しかし2010年秋に来てからは、この価格が一躍50−60元に引き上げられ、2011年には70−80元、そして 昨年には120元にまで跳ね上がった。 4年間で価格がほぼ5倍程度になったのだ。

人参栽培農家は、先日、水害で被害をこうむった品質が劣る人参を120元にて売ったとしており、今年の価格は少なくとも 150元にはなるだろうと期待を高めている。

吉林省では、人参価格が周期的に暴落と暴騰を繰り返すのを防ぎ、森林資源を保護するために2009年から人参の林地栽培面積を 制限し始めた。 毎年、国有林に作る人参畑の面積を年間3000haから1000haに減らしたのだ。

人参は普通、栽培期間が5−6年であるため、まだ本格的な供給減少は現れていないものの、価格はずっと騰勢を見せている。 輸出価格も驚く程上がっており、2010年から2012年の3年間に1トン当たり1万 9880ドルから5万 6990ドルに高騰した。

業界では、国家で2012年9月から5年根を含むそれ以下の人参を新資源食品として許可したため、人参の需要先が増えた点も 価格急騰を誘発した原因と分析している。

吉林省では現在、長白山人参というブランドを出して統一的な生産基準を定め、2015年には長白山人参のブランドを付けた製品が 人参製品全体の60%以上を占めるようにすべく、拍車をかけている。

(吉林新聞 2013年9月13日)
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