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[文化] 延辺御粮田《農夫節》、民俗文化生かす



陰暦7月15日《白中節》を期して開かれる《農夫節》の行事が8月21日、龍井市開山屯鎮光昭村下泉坪の村で行われた。

今年で5回目を迎えた延辺御粮田《農夫節》は、龍井市御粮田協会で主催し、延辺学林楽団の協賛にて繰り 広げられた。 光昭村の農民は《農業は国のもとだ》という句が書かれたプラカードを高く上げ、一年間の風水を 祈る風水祭を行ってから、様々な慶祝行事を繰り広げて農夫節を異彩を放つように演出した。

延辺では2007年に白中節を農夫節に決め、下泉坪の村で農夫節を慶祝、2009年に白中節は吉林省無形文化遺産のリストに 登載された。 《農夫節》は21世紀になってから延辺で農耕生産をテーマに整えて作った農民の名節で、中国朝鮮族の 農夫の民俗ノリを主とする文化節だ。 これは農民の魂と気迫を表すと同時に、伝統と現代が結びついた中国式の 朝鮮族民俗文化の実践の広場、農夫の労働節であり農事節に位置付けられている。

今年、農夫節は民俗名節を保護し継承発展させることを趣旨として、新しい農村建設を主要テーマに文化行事として組織された。 現在の農夫節は、光昭村の農民の名節文化と余暇文化生活をより一層豊富にする一つの民俗行事となっている。

風水祭に続き、延辺学林楽団で合唱、器楽合奏、伽耶琴独奏など多様な種目を披露し、村民の拍手喝采を受けた。

調べによれば、歴史的な要素と現実的な要素を勘案し、吉林省該当部門では2009年に下泉坪の村を吉林省農村住宅改造モデル村に 指定し、下泉坪の村を朝鮮族の特色がある新しい村として建設している。

中国朝鮮族民俗学者・千寿山先生は、《農夫節は農夫の民俗ノリでありながらも集団文化の心理状態を反映、 広範な大衆性と普及性を持っている。それゆえ農夫節は、農民を率いて社会の様々な部門と民間団体で協力し、 民俗文化を継承発展させ、消えていく民俗文化を生き返らせなければならない》と強調した。

(吉林新聞 2013年8月21日)
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