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［経済］　住居価格大きく上がった延辺、'バブル'はじける 吉林省延辺朝鮮族自治州の不動産市場がしばらく過熱の様相を見せていたが、次第に価格が下落する見通しだ。 延辺日報によれば、現在の人口が50万にもならない延吉市の新規住宅分譲価格は1平米当り最高7000元で、 人口750万人を越える吉林省、長春市と似た水準にまでなった。 実例として、長春市教区の住宅平均価格は1平米当り6400元で、延吉市で高級の住宅として知られた所の価格が6800元まで 上がっており、7000元台の住宅も今はありふれている。 新聞は、住宅価格が暴騰した原因として、現地の物価と土地の価格が急騰するにつれ不動産開発企業等が暴利を得ているためだと 分析した。 建設業界関係者は"建設資材と人件費、土地価格が上がったのを勘案しても延吉市内に建設される住宅原価は1平米当り3500元程度だが、 分譲価格は倍にもなる7000元だ"として、"最近何年間かのうちに住民が特別な悩みもなく高い住宅を購入するにつれ、 住宅価格が持続的に上がっている"と説明した。 住宅価格が上がったのには、不動産投機屋も大きな役割をした。 彼らは5年前、1平米当り2000元にて買い入れた家を現在5500元にて 売るなど、住居価格の上昇を煽っている。 ただし新聞は、現在の延吉市の主な住宅購買層である海外労務者の購買力が限界に達し、政府の新しい不動産政策が実行されるにつれ、 住宅価格が現在の急な上昇の勢いを持続することは難しいと展望している。 報道によれば、過去には韓国で5年ほど仕事をしてお金30万元を集めれば、延吉に100平米の面積の家一戸を買うことが出来たが、 現在は10年仕事をしなければ家一軒を購入することが出来ない。 また、政府で不動産市場安定のために最近、住宅売却差益の20％を個人所得税として賦課するという規制策を発表したのに続き、 貸出金利が引き上げられるにつれ、住宅価格は次第に下落する見通しだ。 （黒龍江新聞　２０１３年７月９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット