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[文化] 延辺チーム惜しい逆転負け... 希望は見えた!



延辺長白虎チーム(以下、延辺チーム)が先制ゴールを決めた状況で、惜しくも1対2で逆転負けにあい、今シーズンを開始した。 敗北だったとはいえ、敵地での遠征競技を活発なプレーと旺盛な闘志で飾った、希望の光を見た印象的な競技でもあった。

17日、2013中国プロサッカー甲級リーグ第1節競技で、延辺チームは北京八喜チームとの遠征競技で、今シーズンの幕を開いた。 チームの8人の主力が離れた跡を新進で埋め、サッカーファンの心配を招いたが、グラウンドに出た第2の《趙兢衍号》は、 若い血気で闘志を燃やし、グラウンドを走り回った。 この日午後2時、北京市朝陽体育場で開かれた競技で、延辺チームは 序盤から熾烈なMF争奪に出た。

2分頃、池忠国のMF突破を阻止した胡兆軍の反則で、延辺チームが初のフリーキックを得たのに続き、11分頃、左側から 攻撃を試みた新進・朴韜宇を北京八喜チームの13番・韓軒が反則して再度フリーキックを得た。 二度のフリーキックは決して 威嚇的な攻撃には繋がらなかったが、相手の機先を制するには充分だった。 13分頃、北京八喜チームの韓軒選手が再度、 延辺チームの李在敏選手に反則して3番目のフリーキックを渡した。 延辺チームはその機会を利用して、鋭い左側攻撃を開始した。 池忠国、李在敏、李勲などにつながった活発な三角パスは、最終的に朴韜宇に渡され、後者はペナルティー ボックス地域を越えて ゴール正面に打って入り、シュートを飛ばしたが、力が抜けたシュートになり、物足りなさを醸し出した。

朴韜宇の初のシュートを皮切りに、延辺チームの攻撃が徐々に熟していった。 19分頃、MF地域で八喜チームのボールを止めた 延辺チームは、相手方右側エリアから絶妙な短距離パスを出し、深く敵地へ食い込んだ。 ちょうど相手方のペナルティエリアを 突破した池忠国が、同僚のパスを受けて強烈なシュートを飛ばし、力付けられたボールがちょうどゴールに差し掛かった途端、 GKの必死のファインプレーに跳ね返された。 延辺チームにコーナーキックが与えられた。 李在敏選手とともに先発として出た 第2の韓国傭兵・高基衢が1.88mの身長を活かした。 高基衢選手は呉永春選手が放ったコーナーキックがゴールの前に飛び込んだ 途端、正確にボールの位置を読んでジャンプ、右側へヘディングシュートを飛ばした。 ボールは相手GKが反応する間もなくネットに かかり、その瞬間、延辺チームの選手たちがひとかたまりになった。

1対0! わずか20分余りをやりとりして炸裂した先制ゴールの主人公が遠征チームだったことで、ホームチームの走りがまもなく 荒くなった。 主審のホイッスルがホームチームに傾くなど、《先制ゴールの副作用》が相次いだが、延辺チームは1分の ロスタイムまでよく耐え、前半戦を終了した。

中間休息を経て、陣地を移した延辺チームは、前半戦のメンバーそのままが投入された。守備選手の油断とGK池文一のファインプレー 失敗で、結局同点のゴールを許してしまった。 それだけ北京八喜チームの同点ゴールは早々ととられ、それが結局は延辺チームが 逆転負けにあう端緒を提供した。 後半2分頃、北京八喜チームの外国籍傭兵グリフィスが延辺チームの反則にあい、フリーキックを 得た。 延辺チームのペナルティエリア周辺地域だった。 北京八喜チームのキッカーとして出た32番・王存が延辺チームの人体障壁に 向かってボールを飛ばした。 ボールは延辺チームの選手たちがジャンプし、ゴールの上を虚しく飛んで行ったた。池文一が体を 飛ばして手袋をはめた両手を空中へ伸ばしたが、スピードあるボールはそのまま指先をかすめて背後に落ちた。

同点ゴールに気勢が上がった北京八喜チームは、引き続き李震東と崔仲凱を趙均と外国籍傭兵・ミシュラに交替して攻勢に出た。 延辺チームのゴール前に威嚇的なシューティングが連続して飛び込んだが、いつも池文一のファインプレーに阻まれた。 延辺チームも積極的な防御に出て逆襲を展開したが、相手の反則により、効果ある攻撃につなげることが出来なかった。 特に 北京八喜チームの胡兆軍選手が延辺チームの池忠国、李在敏などの選手たちに後からタックルをかけるなど悪質な反則をしたのに、 主審が一枚のイエローカードも出さず、延辺チームの不満をかもし出した。 85分頃、八喜チームの攻撃を主将・李民輝が ヘディングで処理し、北京八喜チームにコーナーキックが与えられた。 引き続き八喜チームで放ったコーナーキックを池文一が 再度取り除いた。 北京八喜チームに再びコーナーキックが与えられた。 結局それが火種を炸裂させた。 北京八喜チームが 飛ばしたコーナーキックを、延辺チームのペナルティエリアに待機していた傭兵・ヤンコがヘディングを飛ばし、ゴールネットを 揺さぶった。 瞬間、スコアが1対2に変わった。

主将・李民輝が同僚を促していちはやくボールを抱いてスタート地点に走って行き、主審の競技開始ホイッスルを督促したが、 再びスコアを原点に戻すには時間不足だった。

最終的に延辺チームは1対2で逆転負けにあい、煮え湯を飲まされることとなってしまった。 だが、新進若手が大挙投入された状況で、 そして遠征競技でホームチームより先に先制ゴールを勝ち取る印象的なプレーは、この日、延辺サッカーを愛するファンたちに 期待を持たせてくれた。

23日、延辺チームは重慶力帆チームと第2の遠征競技を行う。

(吉林新聞 2013年3月18日)
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