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[教育] 漫画やインターネット小説にゆっくり...正確な読書指導が必須


▲マンガ本コーナーにぎっしりと陣取った子供たち

延辺州の小中学校で始業を控えた先週末、記者は延吉市新華書店を訪れ、冬休みの最後の週末を過ごす子供たちの一日を調べた。

新華書店の関係者によれば、とりわけ学生たちの足が多かったという今回の冬休み、その休みの最後の週末は 始業準備をする子供たちと父兄で超満員になった中、休みが終わりそうなことも忘れたままマンガ本を握りしめている子供たちが 目についた。

そのうち、休みの初日からほとんど一日も欠かさず新華書店に来て本を読みふけったという延吉市某小学校6学年・金ソヨンさんは、 通常の時と同じようにインターネット小説にどっぷり浸かっていた。 将来は朝鮮語文の教員になることが夢というソヨンさんは、 幼い頃から読書を楽しんだといい、年間の読書量が何と100冊を超えると自慢したが、それはほとんどインターネット小説、 ひたすらその一つにだけ重点を置き、その他の課外の読み物にはほとんど接触がないという。

朝陽小学校5学年の劉さんは、公共バスに乗って16の停留所を過ぎて新華書店に来て、毎日《出勤簿》をとるという漢族の子供だ。 最近、幻想的な奇幻漫画にはまったという彼は、本で読む方がアニメよりずっと面白くなるといい、今読んだばかりの一場面を詳しく 説明までしてくれた。

児童小説やマンガ本が置かれた陳列台と好対照を成すように、世界の名作や偉人伝コーナーには子供たちの足が明らかに まばらなのをひと目で見ることが出来た。 子供たちに合わせて読みやすく児童用として出版された図書が並んでいたにもかかわらず、 子供たちは名作コーナーを見て見ぬふりをして通り過ぎ、漫画やインターネット小説コーナーにばかり関心を向ける、好ましくない 光景が繰り返されている。

インターネット小説三昧に陥った延辺師範付属小学校に通う高さんは、古くさい偉人の話や古代小説とは違って、幻想を抱かせてくれる 漫画やインターネット小説は、他の世の中を夢見るようにさせてくれるし、最新の流行を先導するインターネット小説こそ最近、 彼らの間で最もよく出る話題だという。 そして彼は、子供たちの間でインターネット小説に出てくる流行語や新語を 知らない子供たちとの対話は退屈だという。 インターネット小説マニアである彼は、書店では本で読み、家に帰ってからは コンピュータで読んだりもすると語った。

書店関係者の話によれば、時々名作図書を探す子供たちも見られるが、漫画コーナーに座る席が足らないので、マンガ本を 取り出してからそのコーナーに行って見る子供たちも少なくないという。 彼は、漫画やインターネット小説も悪くないが、 様々な面の課外知識をまんべんなく習得することこそ多くの読書量を確保する上で望ましいと助言しながら、教育価値の高い読書を 推奨した。

(吉林新聞 2013年2月26日)
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