xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[文化] 延辺歌舞団、楽しい音楽会で新春開く



春を開く2月の初日、延辺州党委と州政府で主催した《2013年間迎春音楽会》が、延辺労働者文化宮で盛況裏に開催された。

延辺歌舞団管弦楽団、延辺大学芸術学院、延辺ラジオTV放送芸術団の80人余りの演奏家で構成された管弦楽団は、 延辺歌舞団・曹芸闡首席指揮の指揮により《春節序曲》をはじめ、軽快に音楽会の序幕を開いた。

今回の新春音楽会は、朝鮮歌曲と国内外のクラシック音楽をかわるがわる演奏し、穏やかながらもテンポの速い壮快なリズムを 奏でる多様な演奏曲を披露し、観衆の拍手喝采を受けた。 管絃楽団の演奏と廉寿元、任香淑、韓善女など延辺歌舞団の有名歌手の 熱唱に続き、延辺歌舞団首席ヴァオリニスト・呉新華の素晴らしい演奏も観衆の注目を集めた。

外国クラシック曲《狩人ポルカ》には、荘厳な楽団の演奏とともに狩人の扮装をした俳優が一組の雉を持って登場し、観覧席には笑いの 海が拡がった。

 

新春音楽会が開かれるという知らせを聞いて、雪の中を走って劇場に駆け付けたという延吉市民・のさんは、荘厳なクラシック 演奏に魅了されたとして興奮した心情を沈めることが出来なかった。 彼女はテレビで延辺歌舞団の公演を見たことがあるが、 今日直接劇場に来てみると、これほどまでに素晴らしいとは知らなかったとして親指を突き出した。

音楽会を訪れた市民の李さんも高い水準の演奏を聞かせる管弦楽団の軽快な音楽に酔い痴れたと語った。 ただ彼は、 外国クラシック音楽も良いが、延辺歌謡や朝鮮歌劇がさらに多く舞台に上がって司会者の朝鮮語による司会で進行されれば、 それ以上文句のつけようがない素敵な公演になったのではないか、と若干の物足りない思いも述べた。

激情と感動、面白味まで余すところ無く聴いた今回の新春音楽会は、90分程劇場に鳴り響きながら朝鮮族特色の音楽と外国 クラシック音楽を合わせて、様々な民族の人民に文化芸術の聖餐をプレゼントしてくれた。

(吉林新聞 2013年2月1日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット