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[教育] 延吉市、朝鮮族小学校の生徒が増加

最近、延吉市の朝鮮族小学校の生徒数が緩やかに増加する傾向を見せており、漢族の学校で勉強する朝鮮族の生徒比率も もともとの20%から5%に下るなど、朝鮮族小学校の生徒が増える傾向を見せている..

朝鮮族小学校である延辺大学師範分院附属小学校は、2010年から新入生の数が増加する傾向を見せ始め、2010年の145人から 2011年には197人に増加、2012年には221人に増加した。

現在、延辺大学師範分院附属小学校には28のクラスと968人の生徒がいる。 この学校の授業研究主任・李ホンファは、以前は 生徒数が少なくて悩んでいたが、今は列を作って訪ねて来るので非常に嬉しいと語った。

李ホンファ教員は、生徒増加の原因について、《校庭安全建設の恩恵により、学校環境施設が新しく変化したのと、学校で 二重言語教育の授業改革を行い、生徒たちの漢語水準が漢族学校の生徒たちに引けを取らなくなったことにその原因がある》と語った。

近年、延吉市では延辺州教育局で制定した《質に特色を組み合わ》せた朝鮮族教育発展システムにより、学生たちの全面的な 発展と民族の自負心を育て、総合資質を高め、関連する民族政策に支えられて良好かつ急速な発展を繰り返し、高い教育の質と 鮮明な授業の特色を誇示した。

二重言語教育により朝鮮族学校の生徒たちは、朝鮮語にたけ、漢語に強く、外国語まで上手にする三つの言語の才能を兼ね備えた 人材として、大学入学、就職生活で確実な言語的強みを誇示しながら、今日のような国際化、多文化時代においてより一層脚光を 浴びている。

延吉市教育局の基礎教育科科長・宋岩は、《延吉市の朝鮮族小中学校で2種類の言語教育、小クラス教育、民族文化教育、 欠損家庭学生教育を主とする総合教育改革を全面的に推進したところ、朝鮮族学校の経営水準と教育授業の質は明確な向上を 見せて来た 》と指摘した。

最近、延吉市では2.1億元を投資して14の朝鮮族小中学校を新しく設立・開設した。 日増しに良くなる朝鮮族学校の教育施設と 教育の質の明らかな向上により、父兄および社会では朝鮮族教育を肯定し信用を集めながら、朝鮮族学校を選好するように なっている。 これと共に朝鮮族の生徒たちが漢族学校を選択していた問題も根本的な変化を見せており、朝鮮族学校の学生数は 緩やかな増加傾向を見せているという解釈がされる。

統計によれば、2011年、延吉市の朝鮮族小学校の新入生数は1521人で前年より176人増加したが、2012年には1742人で前年より 221人増加した。

(吉林新聞 キム・ヘソン、リ・グァンホ記者 2013年1月25日)
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