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[社会] 吉林省、戸籍地の制限なく出入国証憑手続が可能に



2013年1月1日から吉林省では《地区級市の各県(市)で戸籍地の制限なく出入国証憑手続》、《名節休暇日出入国証憑手続予約サービス》 と《出入国証憑EMS宅配配送》など三つの住民サービス措置をスタートし、省全体の範囲内で普及させる。

28日に開かれた吉林省公安庁出入国管理局政委・段于建が情報発表会でこのように紹介した。

段于建によれば、《地区級市の各県(市)で戸籍地制限のない出入国証憑手続》は既に吉林と白山でモデル試験を進行、来年1月1日から 省全体の範囲内で推進する。

この措置は地区級市で戸籍地の県(市)でない他の県(市)にて居住、事業して1年を越えた住民や外国労務者と大学、専門大、 中等専門学校の学生などに適用する。

これらの人々は、地区級市内から戸籍地を抜け出して現在居住する県級以上の公安機関の出入国管理部門へ行って出入国証憑手続を 申請することができる。

申請することが出来る証憑は、電子普通旅券、台湾通行証および出国批准意見、香港澳門通行証および観光出国批准意見(長春地区は 個人観光および団体観光、その他の地区は団体観光)等。

《名節休暇期間出入国証憑予約》措置は、外地にて居住、事業、学習する吉林省内の住民に適用、申請人は名節帰郷期間に電話や インターネットであらかじめ予約をすれば、事業者は予定した時間に申請人に出入国証憑手続をする。

《出入国証憑EMS宅配配送》業務は、《一つの宅配封筒に証憑は一つずつだけ入れて配送》、《証憑着払い》の方式を採用して 出入国手続申請者の時間を大幅に節約することが出来ることになった。

段于建によれば、現在のところ《中華人民共和国旅券法》の該当規定により、省内住民が省外では出入国証憑手続をすることが 出来ないという制限を受けている。

(吉林新聞 2012年12月28日)
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