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[文化] 延辺チーム外国籍傭兵クリバリ、使命を終えて帰国



延辺長白虎チームで活躍したマリ国家チーム攻撃手ソメラ・クリバリ(Soumaila COULIBALY)選手が11月1日、 馴染んだ延吉を離れて北京へ向かって出発、4日、ドイツに旅立った。

2011年5月に延辺チームに入団したクリバリ選手は、2011年シーズン第15節、対北京361°チームとの競技で、 中国プロサッカーの舞台で初のゴールを決め手から、今シーズンまで合計7つのゴールを記録、多くのファンから愛された。

2011シーズンにチームの主軸として、前半の攻撃がクリバリから始まり、2012シーズンには監督との不和説などに 包まれ、数回ほどの競技に出ることが出来なかった。 次はその他の一問一答。

中国プロサッカー甲級リーグに対する感想は?

来る前に思っていたより水準が高かった。 昇降級チームがそれぞれ二つずつというのは少ない。 変化が小さいと思う。 中国サッカーの水準なら、4チーム程度の昇降級がなされてこそリーグ発展を助けることが出来る。

延辺チームで活躍して印象に残ったことは?

延吉は都市は小さいがサッカーに対する情熱は凄いと思う。 人々が熱情的で親切だった。 多くの友人と付き合ったことが 記憶に残る。

韓国籍・趙兢衍監督との不仲説につき、真実は?

趙兢衍監督はプロ的な監督ではなかった。 選手たちとの交流や疎通において、職業監督としての資質がなく、戦術運営などの 面で資質を持っていなかったと思う。 この件はここまでにしたい。

延辺のサッカー発展にプロとして助言をするなら?

プロサッカーに適合した管理方式をしなければならない。 体系的なシステムがないので、傭兵選定が遅れ、リーグ開始前の 保障が充分にならない。 特に1部リーグに行こうとするなら、1年-2年の過渡期を経る戦略が必要だ。 サッカーは商業的 であるだけでない。 選手たちがサッカーを理解出来るようにしなければならない。

今後の構想は?

ドイツに滞留して12月中旬に中国へまた戻る。 現在、中国甲級リーグの3つのチームからラブコールを送って来ている。 水準の高いチームへ移籍して一つのシーズンを中国でもう一度走ってから引退するつもりだ。 延辺チームに再び戻る可能性は 非常に少ない。

延辺サッカーファンに言い残したいことは?

ファンたちがとても熱情的だ。 感動した。 延辺追求者サッカーファンクラブのように多くのファンたちが延辺チームを 常に声援してくれたので、感謝している。



この日、延吉空港はクリバリ選手を見送るファンたちの名残惜しさで熱かった。 延辺追求者ファンクラブの10名ほどの ファンが空港まで出て来て、温かい場面を演出した。

クリバリはファンたちを一人一人抱きしめて、自身の真心を伝えた。 追求者ファンクラブの朴ヨンチュン会長は、2011年 シーズンには良い姿でサッカーファンに本当に幸せな時間をくれ、競技の時はフリーキックやシュート、サッカーファンに 対する態度など素敵な姿を見せてくれたので、有り難く思う。

今シーズンは監督との関係によってやや振るわなかったが、彼を応援する心にはいつも変わることがなかった。 来年の シーズンには球団で選手たちの管理を厳格にして、監督は冬季訓練や外国籍選手導入に早く動き、準備を徹底して始めてほしい。 成績はそれほど重要ではなく、下位圏でさえなければ満足だと胸の内を吐露した。

(吉林新聞 2012年11月5日)
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