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[特集] 7万人の在日朝鮮族を繋ぐ《シムト》

在日朝鮮族サイト《シムト》運営者・金正男社長に会う


▲《シムト》金正男社長

働き口を探し、ストレス解消に訪れ、故郷を思い出すために訪れるフォーラムがある。 苦しい異郷暮らしに 疲れ果てた時、いつでも入って休んで行きたいところ− 《シムト(憩いの場)》、在日朝鮮族・金正男氏が運営する ハングルサイトだ。

在日朝鮮族なら少なくとも1、2度ぐらいはアクセスしたことがあるという《シムト》、相互ニ情報を交流することが できる広場であリ、日本にいる朝鮮族にはそれほど親切で身近な所であり、それゆえ高い人気を享受していたりもする。

9月初め、記者一行は延辺関連部門の招請で延辺朝鮮族自治州創立60周年記念行事に参加しに来た《シムト》運営者・ 金正男社長に会った。

日本で勉強しながら友人が集まる空間を作ろうと設置した個人ホームページが、今は一日のクリック数が延回数50万回に 達し、在日朝鮮族だけでなく中国、韓国などにいる朝鮮族がしばしばアクセスするサイトに成長し、朝鮮族に情報広場、 交流の広場、和合の広場を提供している。

1972年2月、和龍で生まれた金正男は、1999年に日本留学ブームにのって日本での生活を始めた。

2001年に大学での勉強をしながら友人の出会いの場を用意しようと始めたのが、朝鮮留学生たちの訪問が多くなり、 2002年9月に《シムト》を設立した。

勉強、アルバイトで寝そびれながら管理した甲斐あって、今は5人の従業員がおり、今年9月3日が《シムト》設立10周年 記念日を迎えた日だと金正男は語る。

純粋な情報交流を中心に朝鮮族に出会いのプラットホームを用意することが《シムト》の運営趣旨だ。 最新ニュース、 情報広場、フォトアルバム、烏鵲橋、音楽放送、自由掲示板、日本体験手記、家庭育児、友人とのつきあい、 サッカー掲示板、求人求職、借家情報、生活情報、会員アルバム、料理手並み自慢などの専門コーナーを設置し、 文字通り一息つける場を用意した。

《シムト》を通した在日朝鮮族の状況を尋ねると、すぐに金正男社長は《<シムト>の訪問者を通じて、現在、 在日朝鮮族は約6、7万人と推察され、この数字は昨年、日本の地震発生前より少し減ったものの、大差はない》とし、 《在日朝鮮族の状況を見れば、一部は大学教員であり、会社員が多く、自営業者も少なからずいる》と語る。

日本人たちは朝鮮族を知っているのかという問いに対し、《10年前に比べると一部の日本人たちは朝鮮族をよく知らずに いるが、今は中国の朝鮮族だということを知っており、日本のメディアでも中国の朝鮮族を紹介している》と語った。

2010年2月13日に朝日新聞では大紙面で中国朝鮮族を紹介したことがあると金正男は付け加えながら、朝鮮族は言語の強みに 就職などの面で他国の留学生たちより比較的良い仕事を見つけるという。

金正男は、《<シムト>では定期的に朝鮮族会を開催しており、主にサッカー競技、新年会、忘年会、就職相談、未婚青年の 集いだ。 1997年11月に延辺テレビ放送局と合作して1000人余りが集まった在日朝鮮族<のど自慢>も開いた》としながら、 来年には二回目の在日朝鮮族《のど自慢》を開催する計画をたてていた。

金正男は、いくら大変でも圧力に勝ち抜いて堅持し、一歩一歩歯をくいしばって目的を成し遂げるために努力してほしいと、 日本で留学中の朝鮮族学生たちに呼びかけた。

(吉林新聞 2012年10月29日)
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