xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[文化] 《花売り娘》再び見ても涙の海

 

70〜80年代、涙なしには見ることは出来ない感動で高い人気を得た北朝鮮の代表的な芸術映画《花売り娘》が、 今日再び見ても涙なしには見ることは出来ない感動で観衆を唸らせた。

26日午前10時に始まった《花売り娘》上映が終わった後、映画館を立去る観衆の目がしらは全て濡れていた。 23日から 延辺左岸映画城で北朝鮮映画上映週間活動が繰り広げられる中、上映された《花売り娘》は、26日までに既に4回上映 されたが、毎回、映画が終わった後には観覧席がすべて涙の海になった。

《涙なしには見ることが難しい映画なので、見ながらとても泣きました。》延吉市河南街に住んでいるという50代のある 女性は、70年代末頃にこの映画を一度見たことがあるが、その時はまだ幼いせいか、映画に対する感動がさほど大きく なかったが、今日再び見ると、映画の胸痛い話とリアルな画面に心が痛く、涙が出ると言いながら話を続けることが出来なかった。

この日、映画を観覧した観衆は殆どが5〜60代の観衆で、過去、《花売り娘》の映画を観覧したことがあるといい、 その時感じた感動に劣らず今日も抑えきれずに多くの涙を流したと語った。 名作はやはりいつ見ても名作だというのが、 観衆の終始一貫した反応であった。

北朝鮮芸術映画《花売り娘》は、70年代、中国の観衆に初公開され、深い感動を与えた名作映画だ。

《花売り娘》は1930年、金日成同志が吉林省長春一帯で革命事業に従事する時に創作した歌劇であり、1972年度に金正日同志の 指導の下に映画に改編された。

映画の中で、花売り娘一家の運命は人々の心を揺さぶり、涙なしには見ることが出来ない貞節と音楽リズムは《花売り娘》が 名作映画として人々の記憶の中に長い間深い感動と感銘を受けさせた。 70年代、《花売り娘》は中国語に翻訳され、中国で 上映され始め、反響が強烈で中国観衆に忘れられない外国名作映画として深く刻まれるようになった。

《花売り娘》の主人公・花売り娘の俳優である洪英姫はこの映画を撮ってから人民俳優の称号まで授与された。 2010年度に 出版された《中国影像誌1949-2009映画》の記載によれば、洪英姫は1992年版1ウォンの北朝鮮貨幣正面図案にまで上がる 待遇を受け、映画の中のその他の主演俳優たちも北朝鮮の功勲俳優になった。

左岸映画城の関係者は、北朝鮮映画週活動が開かれて今までに《花売り娘》は既に4回上映したが、毎回全て超満員になったと 紹介した。 《花売り娘》は27日お昼12時に最後の一回を上映することになる。

今回の北朝鮮映画上映週間には《花売り娘》の他にも、北朝鮮の代表的な映画作品である《ある女学生の日記》《願い》 《兄弟の情》《平壌の旋風》など4部の映画をさらに上映し、そのうち《ある女学生の日記》はカンヌ国際映画祭出品作 であり、《兄弟の情》は中国人民義勇軍・黄継光の史実を題材にした芸術映画作品だ。

(吉林新聞 2012年10月26日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット