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[文化] 延辺チーム3-2重慶力帆に逆転勝ち、降格圏脱出



延辺長白虎チーム(以下、延辺チーム)が重慶力帆チームを相手に自力で貴重な勝点を収め、2012甲級リーグ残留を確実なものにした。

10月6日午後3時、龍井海蘭江体育場で繰り広げられた2012中国サッカー甲級リーグ第28節で、延辺チームは 外国籍傭兵ボジッチの2ゴールとクリバリのPKに力づけられ、元延辺チームの選手であった韓青松と崔民が活躍している 重慶力帆チームに3対2で逆転勝ちした。

この日の競技で延辺チームは、序盤から圧迫するサッカーを駆使して積極的に試合をリードした。 2分頃、延辺チームの 9番・許波選手が素晴らしいドリブルで相手のペナルティエリアに走り込み、突然放ったシュートがGK張磊のファインプレーに 遭った。 5分、6番・「育文のシュートが外れ、7分、許波選手のシュートもやはり相手GK張磊のファインプレーに遭って 流れ出た。 延辺チームがコーナーキックを上げたが、攻撃につなげることが出来ないままGKに押収された。

13分頃、延辺チームの外国籍選手40番・ボジッチが相手のペナルティエリアのラインからシュートを放ったが、GKの ファインプレーに遭った。 17分、ボジッチ選手が引き出したフリーキックで8番・崔永哲選手のシュートが惜しくも外れた。 そのような状況から20分頃、延辺チームに絶好のチャンスが訪れた。 延辺チームが攻撃を展開していちはやくMFを横切り、 相手のペナルティエリア周辺に踏み込み、同僚のパスを譲り受けたボジッチがドリブルで突破、右側に駆け付けていた許波に パスをしたが、後者がそこまで歩幅を調節出来ず、放ったシュートが惜しくもゴールの上を飛び過ぎ、ファンのため息をかもし出した。

22分には26番・池忠国選手のシュートもやはりGKのファインプレーに遭い、28分、14番・李勲選手が右側から上げたクロスを9番・ 許波選手がヘディングシュートしたが、やはり惜しくもGKのファインプレーに遭った。

一方的に押されるばかりだった重慶チームは、やがて呼吸を整えて徐々に反撃に出た。 30分頃、延辺チームのエリア周辺から 放った重慶チームの7番・張池明の30mものロングシュートは非常に威嚇的であった。 幸いGK尹光が取り除いて、ファンも驚いた 胸をなで下ろした。

引き続き35分頃、MFで延辺チームのパスを横取りした重慶チームの外国籍選手オグストが、延辺チームのペナルティエリアに 向かって再び突破を試みたが、固い守備によりシュートが失敗に終わってしまった。

41分頃、重慶チームの29番・呉鵬選手が延辺チームの右側からの同僚のパスを受けてペナルティエリアを突破した後に 放ったシュートをGK尹光がよく防いだ。 引き続き1分後、延辺チーム の許波選手もやはり似たような場所からシュートを したが、やはり相手方のGKに没収されてしまった。 44分頃、延辺チームの14番・李勲選手が優れた個人技により相手方 ペナルティエリア内廓を突き進んで放ったシュートが、相手GKの手にかかってしまった。

前半戦を熾烈な攻防戦で飾ったが、これといった収穫もないまま0対0で終えた両チームは、意外にも後半戦に入って何と 5ゴールも炸裂させる見ごたえあるゲームを展開した。

最初に勝機を捉えたのは、遠征競技に出て来た重慶チームであった。 48分頃、延辺チームはコーナーキックでシュートが 失敗に終わったが、この機会を利用して張池明選手が素早い反撃を展開、素早いドリブルで左側から入って来て、延辺チームの ペナルティエリアに向かってクロスを上げ、うまく合わせて走り込んで来た重慶チームの外国籍選手プランドゥンが瞬間的に ヘディングシュートを飛ばし、ボールは尹光が反応する間もなくネットにかかった。

今年に入ってからのホーム競技で、たいていの遠征チームにいつも先制ゴールを許していた延辺チームの病気が再発するのかと ファンの不安が蘇った瞬間、それを一掃するかのように4分後、40番ボジッチのつま先で同点ゴールが生まれた。 優れた個人技で 相手方のペナルティエリア内廓を突破したボジッチが放ったシュートがキーパーのファインプレーを避けて左側の柱に当たり、 ゴール内で屈折して入った。

ふりだしに戻った両チームは、引分けだけは願わないという表情であり、それだけ攻防のテンポにスピードがつき始めた。 57分頃、重慶力帆チームの外国籍選手プランドゥンが再度一点ゴールを追加し、さらに2分も経たぬうちに延辺チームの 外国籍選手40番ボジッチ選手も再度一点ゴールを追加した。

思いがけないゴールラッシュにファンたちが熱狂し、場内は選手たちの角逐戦で熾烈になった。 だが、勝利の女神は 延辺チーム側に傾いた。 81分頃、重慶チームが選手交替をしたが、その時の選手交替が災いを呼んだのだ。 重慶チームが 趙堃選手を呉鵬と交替投入して3分後、延辺チームの反撃が繰り広げられた。 クリバリがMFで奪ったボールを 高万国選手にパス、後者が素早く守備に出た趙堃を締め出してペナルティエリアに走り込み、瞬間、 どうすることも出来なかった趙堃が高万国の足を引っ張ってなぎ倒したのだ。 PKを宣する主審がの笛音が場内に 響いた。 重慶力帆チームの選手たちが反発して抗議に出たが翻意することは出来ない状況であった。

延辺チームは後半、主将・崔永哲と交替出場して代理主将の腕章をはめたクリバリを送り出し、クリバリは同僚の信頼に 応えて落ち着いてシュート、ゴールに成功し、逆転勝ちを生み出した。

以後3分間のロスタイムが与えられ、最終敵に延辺チームは3対2で重慶力帆チームを制圧し、甲級リーグ残留を確保した。

一方、上海東亜チームと武漢卓爾チームは中国プロサッカースーパーリーグに進出することになり、北京理工チーム、 瀋陽瀋北チーム、北京八喜チーム、呼和浩特東進チームが2枚配分される甲級リーグ陥落脱出のために角逐戦を 繰り広げることになった。

10月20日、延辺チームは深圳紅鉆チームと遠征競技を行うことになる。

(吉林新聞 2012年10月7日)
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