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[文化] 2-1北京理工制圧…延辺チーム、降格圏脱出への踏台



延辺長白虎チーム(以下、延辺チーム)が降格圏からの脱出への踏台を作った。

9月22日午後3時、延辺チームは龍井海蘭江体育場で繰り広げられた2012中国サッカー甲級リーグ第26節対北京理工チームとの競技で、 2対1で勝利、3連敗の不運の鎖を断ち切った。

この日、延辺チームは現在の球団の状況としては最強ともいえる先発陣営で勝負の賭けに出た。 外国籍選手クリバリと ラピッチ、本土の選手たちである高万国、崔永哲、「育文、池忠国、李民輝、姜洪権か゜出場、FWに許波と韓国傭兵の洪珍燮が 共に加わった。 GKには延辺チームの1番・尹光が出場した。一方、北京理工チームでは延辺籍の選手である韓光輝と金輝蓉を 先発陣営に含めた。

競技序盤から延辺チームの攻撃が目立った。 1分頃、洪珍燮がMFエリアで受けたボールを相手方ペナルティエリアから直線パスを 飛ばし、これを受けた許波がゴール前にパス、高万国がゴール前に飛び込んで放ったシュートが惜しくもそのままゴールの上へと 飛んで行った。

4分頃、クリバリが高万国が引き出したフリーキックをトライしたが、やはりゴールの横を過ぎて行った。 9分頃、洪珍燮が相手方 ペナルティエリア周辺で奇襲して放ったシュートが、惜しくも再度ゴールの傍に出て行き、物足りなさを醸し出した。

1分後、洪珍燮がボールをとらえて素早く突進、傍についたクリバリにパスし、クリバリが再びそのボールをペナルティエリアに 入った洪珍燮にパスした。 GKと一対一で立ち向かう絶好のチャンスを迎えたが、洪珍燮が放ったボールがゴールの横に外れてしまった。

延辺チームの上げ潮攻撃に、しばらく右往左往した北京理工チームは、一歩遅れてようやく態勢を整えて隙をねらい始めた。 12分頃、マーチン・ロドリゲスが延辺チームのペナルティエリア周辺から飛ばしたシュートがゴールの左側に当たって跳ね返った。 このボールをペナルティエリアに待ち伏せしていた北京理工チームの外国籍傭兵アルンソがいち早く奪い、いち早く身体を回して シュートしたが、延辺チームのGK尹光のファインプレーに阻まれた。 前半戦、北京理工チームにとっては最大のチャンスであった。

しばらくMFエリアで熾烈な小競合いで攻防戦を広げた延辺チームは、29分頃、高万国が相手方左側の地域へドリブルしてきてゴール前に ボールを運んだ。 主将・崔永哲がペナルティエリア内廓から稲妻のようなシュートを飛ばし、北京理工チームのGK劉天鑫が うっかりボールを落としてしまった。 足もとにこぼれて来たボールを崔永哲が稲妻のように駆け寄ってダメ押しシュートを放ったが、 これもゴールに当たって跳ね返ってしまった。

延辺チームの先制ゴールは35分頃、許波のキックから出た。 素早い反撃で洪珍燮が北京理工チームのペナルティエリア左側から 斜めに許波へパスした。 素早く守備選手を締め出し、ペナルティエリアへ突進した許波は、このボールを胸で受けた後、落ち着いて シュートを放ち、相手GKがそこまで反応する間もなく、ネットを揺らした。

1対0と先制した延辺チームが、しばらく攻撃に停滞する間、北京理工チームは外国籍傭兵アルンソを前に出して攻撃を主導した。 そのような前半戦のロスタイムに同点ゴールがさく烈した。 延辺チームの外国籍傭兵ラピッチがアルンソをマークしていた途中で 反則し、主審がフリーキックを宣した。 延辺チームの選手たちが障壁として立ち、攻撃遮断に慎重を期したが、アルンソが放った シュートは延辺チームのゴール左側に正確に飛び込み、同点ゴールとなり、前半戦を1対1で終えた。

後半に入り、延辺チームは追加ゴールを狙って攻撃したが、逆に北京理工チームの強い防御によりブレーキがかかった。 一方、 北京理工チームはいつもの布陣で防御のための攻撃を開始、延辺チームのゴールを威嚇したが、数回にわたり尹光の ファインプレーにより失敗に終わった。

56分頃、延辺チームは相手方区域の左でフリーキックを得、これをクリバリが「育文にパスした。 ボールを捉えた「育文は相手方の DFラインへ突入し、ペナルティエリア内廓へといち早く運んだ。 ボールを取り除くために選手たちが駆せ参じたが、そうした中、 ボールが相手方DF選手・韓光輝の体に当たって、そのままゴールに入ってしまった。 2対1、北京理工チームのオウンゴールとなり 延辺チームの追加ゴールとなった。

あえなく一点ゴールを失った北京理工チームは、同点ゴールを取り返すために死闘を繰り広げたが、延辺チームの分厚い防御に全て 失敗に終わり、最終的に延辺チームは2対1で北京理工チームに勝利、降格圏からの脱出に向けて貴重な勝ち点3を追加した。

現在31点で、順位は11位に上がり、一息ついた延辺チームは、それぞれ25点で最下位から順位1、2位を記録している北京八喜、 呼浩和特東進チームと6点差をつけている。

9月29日、延辺チームはやはり降格圏外に留まっている広東日之泉チーム(現在27点、第13位)と遠征競技を行うことになる。

(吉林新聞 2012年9月22日)
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