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[社会] 朝鮮族老人5人中4人が<<再婚は嫌>>

特別企画-中国朝鮮族老人生活実態調査



青春男女が出会い、愛で夫婦となり、息子・娘を産んで堅実に育て、晩年を平穏に過ごし共にあの世へ 行くこと−これこそがすべての人間の理想的な人生ではないだろうか。

しかし現実はしばしば思い通りにはならない。 それならば、晩年の再婚の問題について、老人たちの心理状態は どのようなものか? 下記のとおり、調査を通じて調べた。

《配偶者がいることが、老年の幸福の一つだといいます。 では、配偶者を失った場合、再婚する意志がありますか?》 という問いに、回答者573人のうち《ある》が128人で22.34%を占め、残りの445人は《ない》を選択した。

独居老人148人のうち、再婚する意向が《ある》を選択した老人はわずか18人しかおらず、12.16%を占めるだけであった。 再婚する意向がある理由は、主に《話友達が必要だから》あるいは《子供の負担減らしたい》であった。

実際、573人の回答者のうち、配偶者を失った場合、再婚する意向があると明らかにした128人の老人たちの再婚理由を 調べると、殆どが《話友達が必要》が97人で、回答者の16.93%を占めており、《子供たちの負担を減らしたい》が40人、 《養老院に行きたくないから》が35人、《愛と性生活が必要だから》が23人であった。 その他にも経済的担保が 必要という理由もあった。

再婚する意向が《ある》を選択した128人の老人のうち、回答なしを除いて屋外派老人が57人、屋内派老人が51人で 男女比はほぼ同じであり、年齢層も似ていた。 過去には屋外派老人の再婚意向がより切実だったが、今は家庭構造の 単一化で一人暮らしの老人も孤独をなだめるために配偶者を探そうとするものと分析される。

再婚する意向が《ない》を選択した理由を調べてみると、《一人で暮らす方が気楽だ》を選択した人が最も多く、 282人にもなり、およそ50%に近かった。 その次には《わざわざ好んで苦労を求めるようなもの》が92人で16.06%を占めた。

再婚しないならば《ひょっとして異性の友人はおられますか?》に答えた老人が33人で、《異性の友人に対する貴方の 視線はどのようですか?》という問いに118人が《ある程度理解する》と答え、最近の老人たちが伝統観念の束縛から ある程度抜け出ていることを示した。

22%を占める老人たちが再婚する意志があるということは、あくまでも積極的な面を意味する。 子供たちとは別に、 社会は老人たちの再婚問題も正確に理解し、支援するべきだ。

(黒龍江新聞 2012年9月18日)
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