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[経済] 木イチゴ(トックリイチゴ)酒と出会った

木イチゴの栄養と健康効能が最高、延辺のトックリイチゴ系列商品開発が始動


▲トックリイチゴ系列、頭仙酒を研究開発した金仁根所長

《木イチゴで作った栄養酒です。 別名、覆盆子(トックリイチゴ)酒とも言います》

2日開幕した中国延吉図們江地域国際投資貿易商談会の展示ブースで真っ赤で芳しいトックリイチゴの酒が人気を集めた。

延吉興発特種植物研究所と延辺民徳来生態産業研究有限公司で共同合作して初めてリリースした木イチゴ(トックリイチゴ)系列の 4種類の頭仙酒だ。

トックリイチゴの酒の発売と関連して延吉興発特種植物研究所・金仁根所長は、延辺の木イチゴの栄養と健康効能は最高であり、 トックリイチゴ系列の商品開発にすでにエンジンがかかったと語った。

金仁根(69歳)所長は、今まですでに15年間も木イチゴ研究と栽培を進めて来ており、延辺の木イチゴ栽培および研究の 権威として名高い。

金仁根所長によれば、私たちが知っているトックリイチゴは木イチゴのまだ熟していない未熟実を加工したものを指し、 木イチゴの実は相当な健康効能を持っている。



2004年から2005年にかけ、金仁根所長の依頼により延辺医学院薬用研究センターで専門チームを作り、木イチゴの実の栄養分析と 抗癌分析を進めたところ、木イチゴの癌腫瘍に対する抑制率が熟した実は41.2%に達し、未熟実で作ったトックリイチゴは39.2% ということが明らかになった。 また、木イチゴ実は加熱しても冷やしても実に含まれる成分が変わらず、多様な加工製品の可能性 があるということも明らかになった。

紹介によれば、木イチゴの実は7月中旬から開き始め、8月末までの収穫期間が短く、実の糖分が高くて果肉が柔らかいなどの特徴が あるため、一般的に常温では保管が難しく、簡単に傷つくという短所がある。 しかし木イチゴの実の汁を利用した飲み物や酒などの 健康製品は、栄養成分を保障することが出来るだけでなく、長期間保管が可能で、木イチゴ加工の明るい展望を見せている。

より多くの人々が当地で出る木イチゴの実の健康効果を受けられるようにしたいというのが、金仁根所長がトックリイチゴ系列、 頭仙酒を研究開発した素朴な希望だ。

金所長によれば、延辺でとれる木イチゴは汚染が少なく、独特の気候の強みで栄養素が非常に豊富で、非常に大きな利用価値と 発展展望がある。

《中国の土地がこのように広くても、今までトックリイチゴ系列の商品を専門的に生産する所は多くありませんでした》 金仁根所長の紹介だ。 金所長によれば、現在、トックリイチゴを原料として作る酒は、山東省煙台市で生産している他、今回、 金仁根所長が発売したトックリイチゴ系列、頭仙酒の全国的に2ヶ所のみ。

木イチゴのより全面的な普及と市場開拓のため、金仁根所長は、汚染が少なく病虫害が少なく、有機農作業が適合する地域を選んで 木イチゴ栽培を開始、現在の汪清県百草溝郷新城村と梨花村に2haの木イチゴ栽培地を持っている。 梨花村の木イチゴ栽培地は、 研究所で栽培技術伝授と技術指導はもちろん、実まで回収しており、農民が無料で苗木を植えた後、5年内に木イチゴを刈り取って 苗木の価格を償還する方法を取り、農民の栽培熱が高く、充実した木イチゴ実原材料の供給源になっている。

延吉図們江地域国際投資貿易商談会を契機に、金仁根所長は、延辺の質の良い木イチゴとトックリイチゴの酒が発売され、 これを契機に木イチゴの広報と製品加工に対するエンジンはすでにかかったと強調、木イチゴを延辺の新しい農産品地域 ブランドとして育てるための研究に拍車を加えると語った。

(吉林新聞 2012年9月2日)
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