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[経済] 和龍米、長春農業博覧会で人気沸騰



8月17日、長春市で行われた《第11期中国長春国際農業食品博覧会》展示場には、延辺8県市の農産品も大挙登場した。

それらの中に、自己で生産した自然米と有機米を展示した和龍市展示館は、観覧客の足が途絶えなかった。 全国緑色食品原材料生産基地である吉林省和龍市の米栽培面積は1万haほどだ。 この中で自然米の栽培面積が6000ha、 有機米の栽培面積が1000haだ。 和龍市は地域上、北緯42度に位置している。 この位置は世界的に米栽培の黄金地域と呼ばれる。

土地が肥沃で米栽培基地に工業汚染もなく、水がきれいで毎年大豊年を迎える和龍米は、現在、北京、上海、深圳などの 国内大都市に広く販売され、当地の住民たちの食欲を引き付けている。

《私たちの地域の米は、光栄なる歴史がある。 唐、宋、元、明、清朝期には皇帝が私たちの地域の米だけを特別に食べていた》と 語る和龍市農業局プロジェクト弁公室・張憲良主任によれば、1500年前、唐の憲宗はこの地域の米の運送が遅いといって 怒ったという。その後、朝鮮半島と日本はここから稲籾を導入して稲作を始めた。

和龍米は別名《元池ブランド米》と呼ばれ、《元池》という名前は市場経済時代、米産品のブランド化を重視した和龍市政府が 2011年に名付けたもの。現在、和龍全域で生産される米は、基本的にこの名前に統一した国内市場に出ている。

和龍市は今回の農業博覧会の期間、国内外の大企業を相手に米産品を一歩前進して合作開発する有力なパートナーを物色する方針だ。 40代後半の長春の主婦・王さんは《延辺米で食事の仕度をすれば、ツヤツヤして味も良いという話を聞いた。今日、 和龍有機米を知り、嬉しい。 同僚と友人に紹介したい》と喜んでいた。

延辺州政府のケ昆秘書長は、この日、《私たちの延辺は地域産品の強みがある。 今回、集中的に延辺州の10の主要企業の 産品を展示した。 農業博覧会の期間、合計56社の延辺企業の200種類余りの品種が展示されるだろう 》と語り、 《農業博覧会は延辺の投資誘致事業に重要なチャンスをもたらしてくれる。 私たちは先進地域の経験を努力して学び、 農産品をより一層精密に加工し、延辺商品の名前を全国はもちろん、国際的に広く知らしめるために努力したい》と明らかにした。

(吉林新聞 2012年8月17日)
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