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[社会] 延辺の朝鮮族、独居老人の比率高い

聯合ニュースによれば、中国内の朝鮮族社会の中で、延辺朝鮮族自治州の独居老人比率が他の地域より 高いという調査結果が出たと吉林新聞が17日報道した。

新聞は、北京、天津、青島、ハルピン、長春、延吉、龍井、汪清など朝鮮族が多数居住する8ヶ所の地域の 朝鮮族老人794人を対象に、アンケート調査した結果を引用し、延辺州の独居老人比率が23.9%で、他の地域の 平均(13.7%)と全体の平均(18.6%)を大きく上回ったと伝えた。

新聞は、中国内の代表的な朝鮮族密集地域である延辺州の独居老人比率が高い理由を、子供が韓国をはじめとする 外国や大都市へ仕事を探して離れたためと分析した。

延辺州では、相当数の中壮年が海外へ仕事をしにでかけており、出産率が落ち、朝鮮族の人口が減少傾向を見せている。

自治州建設初期であった1953年調査当時、70.5%を占めていた延辺州の朝鮮族人口比率は、現在、36.7%と低くなり、 自治州の地位まで脅威を受けている。

今回の調査で、子供と共に居住する朝鮮族老人は31.3%、配偶者と生きる老人が48.1%と集計された。

一方、中国の第6次全国人口調査(2010年末基準)の結果、中国内の朝鮮族人口は総計183万929人で、1990年第4次人口 調査当時の192万597人より8万9668人(4.6%)減った。

(黒龍江新聞 2012年8月17日)
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