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[経済] 瀋陽市、'贋物'取り締まりで西塔朝鮮族商圏が混乱



7月13日から五愛市場、東北市場など瀋陽市の主な商店街から始まった一斉休業は、一日のうちに瀋陽市を '空の城'とし、朝鮮族が多く居住している西塔地域をはじめとする周辺の朝鮮族の村でもその余波を免れず、4日から ほとんどの業者が休業に入ったとインターネット 遼寧新聞が14日報道した。

報道によれば、今回の取り締まりは全国的な経済整頓運動の一環で、来年9月に開催される全国体育競技のための'贋物'取り締まりだ。 ところが、その検査が非常に厳しくて難しいという噂に多くの商店街が検査を避けるために休業に入った。

4日から瀋陽市西塔街と近隣朝鮮族の村でも大多数の商店、浴場、美容室、飲食店、スーパーマーケットなどの業種が休業を始め、 ある朝鮮族の村では店全てが門を閉め、村民が蒸し暑い日に水一本すら購入出来なかったり、職員がお昼ご飯を食べられない状況に なった。

朝鮮族企業等で、今回の取り締まりで不法行為が摘発されて処罰を受けたところはないのことだが、事業主は激しい不安に震える。 西塔で店を経営しているある朝鮮族事業主は、"爪楊枝すらも林業伐採証がなければ罰金5万元を徴収するという"としながら、 "合法的経営のためならば当然検査に応ずるが、今回の検査は到底意欲が出ません。 罰金額が十万元を越えるかも知れないというが、 それなら私たちは一年の間、門を閉めるしかない"と遺憾を伝えた。 飲食店を経営しているある事業主は、"ドアを閉めて用心深く 営業しようと思ったが、とても勇気が出ません。 検査しに来る人員が平服姿で入ってくるという話があった"と説明した。

'贋物'の取り締まりによる集団休業は、商店街と市民に多くの混乱と不便をもたらした。

7日、瀋陽市の関連部署は、これと関連して通知を発表、'2012年贋物取り締まり活動は一段階が終った'としながら、'各業者で正常に 営業するように'として営業回復を訴えた。

また、事業主の不安に対して'今後、検査が始まれば現地の警察と共に動くことにしており、万一同伴していない場合、商店街は110に 申告してもらいたい'と発表した。

13日午前、西塔地域と近隣朝鮮族街区の商店街は、全て正常営業を始め、社会秩序も正常を回復した。

また、今回の集団休業事態は大連、撫順、鞍山、本渓などの地域にも広がったという。

(黒龍江新聞 2012年8月17日)
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