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［社会］　延吉-平壌-金剛山チャーター機便、国内観光客急増 ▲延辺天宇国際旅行社有限公司・池今女総経理 延辺天宇国際旅行社有限公司では、7月12日から延吉-平壌-金剛山チャーター機便(4日、5日)観光業務を開始、 予約、相談電話が殺到し、急増した業務量に忙殺されている。 《すでに3回の運行をしたが、最初と二度目は延辺地域の観光客が集中しました。 3回目からは山東省をはじめとする 国内観光客がどんどん増加している情況です。》 延辺天宇国際旅行社(www.ybtianyu.com)の池今女総経理は、金剛山観光はややもすれば北朝鮮の開放図を見せる一面 もあるとして、中央テレビ放送で延吉-平壌-金剛山チャーター機便観光について大々的に宣伝し、中国の観光客の視線を 引きつけることになったようだという。 中国から北朝鮮の平壌へ行く定期路線はもともと北京と瀋陽の2ヶ所からだけがあったが、現在の延吉-平壌-金剛山チャーター機 路線が開通し、平壌への航空路線が広くなり、便利な運行で、天下の名山・金剛山への観光が出来ると観光客が殺到するはずと 彼女は自信にあふれていた。 特に延吉市政府で政策上、資金上、環境の用意に大幅な支援を惜しまないため、初期の開拓に様々な困難に直面しているものの、 大きな力を得ているという。 チャーター機便で北朝鮮の平壌に着き、平壌からまた専用バスで北朝鮮の名所を観光しながら、《ベールの中に包まれた》北朝鮮の 独特の風景と生活の姿を感じたり《山美しく水清い》北朝鮮の代表的な自然風景である金剛山の絶勝のあらましを鑑賞すると、 自然の偉大さを感じるという。 また、平壌の友誼塔の前に立つと、自ずと粛然とする気持ちを禁じ得ないという。 ある70代の老夫婦は、胸に土の付いた 木の根を抱いていた。 彼らは《私たちの両親はかつて、抗美援朝戦争で犠牲になりました。 北朝鮮の山と野原には私たち 旧世代の革命家たちの霊魂が埋められています。 中朝両国人民の友情は永遠でしょう》と感慨無量に語った。 もともとは観光コースの一つとして板門店も網羅されたが、現在は板門店観光が実現出来ず、今では8月頃に可能性が見えるという。 延辺朝鮮族自治州の首府都市・延吉からチャーター機便で北朝鮮の首都平壌に着き、また金剛山に登るこの観光コースは、 依然として中国人に一つの魅力となっている。 今、延吉市のすべての旅行社でこの業務を取り扱い、地域の限界を克服して観光客の需要を満足させるために努力している。 だが、観光は季節性の制限を抜け出しにくいので、今年11月1日まででチャーター機便金剛山観光が締め切られるといい、 池今女総経理は《日々増える中国人の観光需要次第で、来年も継続してこの魅力コースを継続したい》と明らかにした。 （吉林新聞　２０１２年７月２３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット