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[社会] 和龍で抗日戦争時期の砲弾など軍用武器発見


▲和龍市警察が西城鎮のある林地で掘りおこした軍用砲弾

先日、和龍市公安局では西城鎮の農民が林地で仕事をしていて発見した、砲弾に似た金属物体何個かを迅速に処理し、 重大な安全危機を速やかに除去した。

6月8日夜10時頃、和龍市公安局西城派出所では、所轄区域内の和安村村民が歩いてきた《和安村から10里離れた辺鄙な 林地で仕事をしていて、砲弾に似た金属物体いくつかを発見した》との情報提供を受けた。

西城鎮派出所の報告を受けた和龍市公安局では、夜には非常に暗く調査確認しにくい点を勘案し、翌日に処理することとして 派出所に命令し、情報提供者を確認して金属物体に接触しないように安全を確保した。

翌日明け方4時頃、和龍市公安局と西城派出所の警官たちは、80kmを走って和安村に到着、情報提供者に会って金属物体を 発見することになった過程と現場の環境を調べた。

金属物体の発見場所があまりにも辺鄙な関係で、民警は徒歩で90分間余り歩いて現場にたどり着いた。

警官たちは現場にある一つのくぼみから、一部が露出した金属物体の表面から、これは軍用砲弾であり、保存状態も良く、 毒ガス細菌類の砲弾ではないことを確認した後、1時間余り土地を耕して深々と埋められていた60砲弾2個と手榴弾6個、 それぞれに腐食した拳銃1丁、銃弾3袋、軍刀2本、電報発信機1台などの物品を全て掘りおこした。

警官たちは土地の中から掘りおこした砲弾などの物品を持って2時間もの間、デコボコの山道を歩いて村に降りてきた後、 パトカーにのせて市公安局へ運搬し、無事に保管した。

調べによれば、西城鎮和安村は抗日戦争の時期、抗日聯軍が日本軍と交戦した場所であることから見て、今回掘りおこした 砲弾などの金属物体は、抗日戦争の時期に埋もれた日本軍の武器であるものと推定される。

 

(吉林新聞 カン・ウンチ記者 2012年6月15日)
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