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[教育] 餅のようにパチンと大学にくっ付け

延辺大学入試受験生1万 2607人、昨年より1017人減少

延吉市の受験生4043人中、朝鮮語文科受験生899人、理科受験生が644人




2012年大学入試の初日となる6月7日朝、外では雨が降り天気も陰気だったが、大学入試が行われる延辺一中と 延辺二中など延吉市の大学入試会場は朝早くから行き来する人々でごった返した。

毎年見られる延辺特有の独特の大学入試風景である試験場前の餅張り付け風景が、今年も例外なく見られた。

《私たちの孫、キョンイルが、良い大学にパチンとくっ付け…》

5年間外国に出ている息子たちの代りに孫を応援するという70代のおじいさんとおばあさんが、延辺一中の正門前に専用の 志願成就祈願餅台に餅をパチンと音を立ててくっ付けながら、孫が良い大学にパチンとくっ付いて欲しいと祈った。

雨が降って餅に付けた紙に書かれた願い文が消えたりすれば、せっかく祈った願いが無効になってしまうとでも思ったのか、 ビニールの薄膜でしっかりと包んでいる40代の女性の姿も見られた。 ある父兄は、最初から餅の上に願いを書いた文と共に志望の 大学・都市の名前が書かれた電車の切符から飛行機チケットまでをゾロゾロと付けながら、切実な入試成就の願いをかけていた。

いつのまにか校門の前に用意された餅台ごとに餅がいっぱいに張り出され、間もなく試験場に入ろうという子供たちを囲んで、 誰もが《慌てずに、試験頑張ってね…》《君は必ずできるのだから!》 《ファイティング!》など暖かい激励の言葉があちこちで 溢れ出ていた。



午前8時30分から入試生が試験場に入り始め、延辺一中、延吉市第二中学校など様々な学校の教員が試験場入口で最後に試験場に 入る学生たちを一人一人手を握り、彼らが良い成績で望む大学に入れるよう励ました。

学生たちが一人二人と試験場に入り、残ったのは両親たちの切実な願いに満ちた待機のみだ。

延辺州学生募集弁公室によれば、2012年延辺州普通高等学校受験生登録数は1万 2607人で、昨年より1017人減った。 職業専門 大学入試受験生登録人数は426人。 今年、普通高等学校入学試験で延辺に合計8つの試験区域と14ヶ所の試験場所が設けられ、 444ヶ所の普通高等学校入試試験場、16ヶ所の職業専門大学入試試験場がある。

そのうち、延吉に4つの試験場があり、各々延辺一中と延辺二中、延吉市一中、延吉市九中(職業試験場)となる。 延辺州内 その他の県、市の試験場としては、龍井四中、和龍七中、安図三小、敦化実験中学校、敦化一中と敦化五中、汪清一中、 図們二中、琿春一中、琿春二中など。

調べによれば、2012年延吉市普通高等学校の受験生数は4043人でそのうち漢語文科受験生が975人、理科受験生が1687人、 朝鮮語文科受験生が899人、理科受験生が644人。 大学入試受験生が昨年より681人減少することにより、延吉市二中試験場と 25ヶ所の試験会場が減り、職業専門大学入試試験場は師範学校から延吉市九中に移された。

(吉林新聞 キム・ソンゴル、キム・テグク記者 2012年6月7日)
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