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[文化] 私たちの歌、100年の話

《私たちの歌100年にこもる話》執筆者詩人・石華先生にインタビュー

執筆者・石華・中国朝鮮族歌は独特の文化体系で韓国朝鮮音楽と区別されると主張



▲詩人・石華先生

《延辺朝鮮族自治州創立60周年記念文集》に選ばれた《私たちの歌100年にこもる話》第1冊が、来る6月、延辺人民出版社に よって出版される。

延辺大学芸術学院・南煕哲教授が企画、金成姫教授が資料収集および提供をし、詩人・石華先生が執筆した《私たちの歌100年に こもる話》第1冊には中国朝鮮族愛唱曲50曲ほどが収録されている。

17日、《私たちの歌100年にこもる話》第1冊の出版を控え、記者はこの本の執筆者・石華先生を取材した。

石華先生によれば、《私たちの歌100年にこもる話》第1冊には中国朝鮮族移民期から始まり、今世紀初に至るまで、私たち 朝鮮民族の間で広く創作され歌われた50曲ほどを中心に、歌ごとに創作背景、芸術の特徴、作詞作曲家の話などを内容として 面白く構成した。

収録された歌は、歌にこもった話を通じて一般の人たちも理解しやすいように気を使い、中国朝鮮族に非常になじむ歌、 身近な愛唱曲などで綴った。 評論集でありながらも中国朝鮮族の音楽史書に属するこの文集には、中国朝鮮族移民期に 創作された《越江曲》を含み、《涙に濡れる図們江》、《思い出の歌》、《自治州創立慶祝の歌》、《延辺人民、毛主席を 熱愛する》、《ドンドン打令》、《故郷の山のふもとで》、《先生、学び舎の窓を過ぎるたびに》などの名歌詞・ 名曲55首が入っている。

文集の執筆者である詩人・石華先生は、中国朝鮮族は完整たる特色を持つ中国朝鮮族文化体系が形成されているので、 私たちの文化として歌もやはり同じように自らの独特の文化体系が形成されていると強調、中国朝鮮族の音楽はリズムが 明るく鮮明で、興味をそそる特性の面において、音楽的な情緒や土台、リズムなどが韓国や北朝鮮などの音楽とは完全な 差異があると語った。 これと共に、中国朝鮮族の歌謡がまだ体系的に整理が充分にされていないという現実において、 《私たちの歌100年にこもる話》第1冊の出版は中国朝鮮族歌謡史を顧み、これを通じた中国朝鮮族のアイデンティティ模索に おいても意味があると語った。

(吉林新聞 2012年5月17日)
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