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[社会] 朝鮮族査証申請者保護のため、ブローカー遮断に集中

出張して申込書類を直接受付


▲金栄根領事

瀋陽領事館は6月から毎月、延吉、ハルピンに出張して査証申込書類を直接受付ける予定だ。

これに伴い、朝鮮族は現地で査証申請費さえ出せば、査証を申請することが出来るようになる。

瀋陽韓国総領事館で査証発給を総括担当する金栄根領事が先日、瀋陽で記者にこのように語り、 このような直接受付措置は朝鮮族の査証申請者の不便を減らすと同時に、ブローカー活動を遮断するためであると説明した。

金栄根領事は、2年前、韓国法務部から瀋陽領事館に転勤して以来、査証申請関連制度を持続的に改善し、 ブローカー活動を根絶する一方、各種の嘆願を解消する効果を上げた。

2010年4月から実施した査証申請人直接訪問受付の全面的許容、2011年8月から実施した査証領事面談制、 今年1月から実施中の訪問就業制技術教育査証申請者直接訪問申請などは、全てブローカー活動を遮断する上で一助となった。

技術教育者5000人余りに査証

駐中韓国公館は、現在の訪問就業制技術教育当選者1万 2000人に査証を発給している。 瀋陽領事館では4月までに、 既にそのうち5000人余りに面談を通じて査証を発給した。

金領事は、技術教育当選者の80〜90%はブローカーに誘惑されないが、その残りの10〜20%がブローカーに委ねると 考えると、これは小さな比率ではないと指摘した。

また、技術教育査証の申請者は戸籍地管轄の公館に申請するようになっており、他の駐中韓国公館に暫住証を提出して 申請する場合などには、直接の領事面談をするようになっている。

9ヶ月間に不許可者など2200人面談

瀋陽領事館は査証領事面談制を実施し始めてから9ヶ月の間に、既に2200人余りに面談した。 毎週木曜日に1回、一ヶ月に 4回、合計36回面談した。 最初の28回は毎回普通70〜80人、多い時は80〜90人に金領事は夜11時まで面談した。 その後の面談相手はだんだん減り、最後の8回は毎回30〜40人と面談した。

査証領事面談制を通じて70〜80%に相当する少なくとも1500人以上に対し、不許可になっていた査証問題を許可にして 解決すると同時に、ブローカーの活動と誘惑を遮断する大きな効力を見せた。

金栄根領事は、“まだ査証ブローカー活動を防ぐことが優先”として“人員が足りない状況で、大変ではあるが、 必要な措置”と説明した。

瀋陽領事館ではその他にまた、指定旅行社に対する厳しい監督管理により、指定を受けない旅行社の高額集金や贋書類の 提出などの行為を遮断して来た。

朝鮮族に合う査証の種類を拡大へ

金領事は、朝鮮族たちと面談しながら、朝鮮族が韓民族、同じ血統であるということを皮膚で感じるようになったとし、 韓国法務部の大方針により今後も朝鮮族にオーダーメード型の査証の種類を開発・拡大して、朝鮮族が不便なく韓国を 自由往来することが出来るように努めたいと明らかにした。

(吉林新聞 2012年5月4日)
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