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[社会] 瀋陽市の朝鮮族人口9万2100人余り

5次調査の時よりマイナス成長

第6次全国人口普遍調査(2010)によれば、瀋陽市の朝鮮族人口が9万 2,114人と集計された。これは第5次全国人口 普遍調査(2000)時の9万 4,600人より2.6%減少した数値だ。 したがって5次調査の時の9万 4,600人は4次調査の時(8万 3,329人)より 1万名ほど多いため、この時期が現在まで瀋陽市の朝鮮族人口が最も多かった時期として記録されることになる。

現在の瀋陽市の朝鮮族人口は瀋陽市の和平、瀋河、大東、皇姑、鉄西、蘇家屯、東陵、瀋北、于洪、遼中、康平、法庫、 新民などに所属する11区(市)、県に分布していることが明らかになった。 行政区域間の相互移動変化も大きかったが、 人口が大きく増加した区(市)、県を見ると、次のとおり。 和平区は1万 2,936人(5次調査)から1万 7,282人と4,346人増え、 皇姑区は1万 623人(5次調査)から1万5,145人と4,522人増え、鉄西区は3,116人(5次調査)から7,316人と4,200人増えた。 一方、東陵区、于洪区、瀋北新区、遼中、康平、法庫、新民などの農村地域の朝鮮族人口が程度の差こそあれ減ったが、 これは都市への移動変化を反映したもの。 そのうち、東陵区は1万 7,449人(5次調査)から6,529人と1万 920人も減り、 于洪区は1万 8,542人(5次調査)から1万 3,752人と4,790人減った。 このうち、東陵区の顕著な人口急減は、もともと 東陵区に所属していた万融、下河湾などのいくつかの朝鮮族村が和平区へ帰属、行政区画調整により現れた変化として 分析することができる。

6次調査に見られるとおり、現在の瀋陽市の朝鮮族人口が1万人以上集中した区は和平、皇姑、蘇家屯、于洪などの4区。 一方、瀋陽経済技術開発区(193人)と棋盤山(335人)にも朝鮮族がいることが明らかになった。

瀋陽市統計局人口処・張向陽処長は、今回の人口調査で瀋陽市の少数民族のうち5大民族と呼ばれる満族、モンゴル族、 朝鮮族、回族、錫伯族のうち朝鮮族と回族がマイナス成長を見せた他、その他は若干増加して総計6万 1千人増加し、 また、5次調査の時は市全体の少数民族が47個だったが今回は5個増えた52個と集計され、55の少数民族がほとんど揃ったと紹介された。

この他、瀋陽市の少数民族人口のうち上記の5大民族は76万 6千人で、少数民族全体の人口の99%を占めることも判明。

6次調査で見ると、瀋陽市の朝鮮族人口は5次調査の時より2,486人減少、毎年約250人づつ減ったものと計算される。 その減少原因は、毎年の人口出産率が減ったうえ、外地や海外への活発な進出、そして自然的な死亡などを挙げることが できる。 /遼寧朝鮮文報

(黒龍江新聞 2012年4月13日)
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