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［経済］　気候の関係で延辺リンゴ梨の花の枯死が深刻 延辺州農業委員会国家梨産業技術体系延辺総合実験所では、延辺のリンゴ梨栽培地の90％以上が急斜面に 位置しており、灌漑条件がやや悪く、持続的な日照りと1月に続いた寒冷気候の影響で、リンゴ梨の花が枯死する 情況が深刻であることに対処し、果樹栽培農家で効果的な措置を取り、リンゴ梨の花を保護することを提起した。 和龍市の土山子鎮果樹園と北古城果樹園、二道果樹園そして龍井市の三合鎮清水果樹園、図們時の涼水果樹園、 延吉市小営果樹園、琿春市双新および荒山果樹園などのリンゴ梨の花の調査結果を見ると、昨年8〜9月に雨が降った 地域である龍井市三合鎮の300haほどの果樹園の梨の花の活着率が30％ほどで比較的良好ではあるものの、州全体の 大部分の果樹園の梨の花の活着率が5〜25％程度にしかならず、梨の花の質も良くない状態であり、リンゴ梨の正常な 生産に深刻な影響があるものと見られる。 延辺州農業委員会国家梨産業技術体系延辺総合実験所では、果樹栽培農家が損失を最低限度に抑えるために様々な対策を 積極的にとることを推奨している。 すなわち、早急にリンゴ梨の花の活着率を掌握することであり、日照りの原因で花の分化が良くなかったり不十分だったり することもあり、肉眼で見える花はすでに事実上多数が枯れている。 これに伴い、果樹栽培農家は、水さしに果樹の枝を 折って入れ、20℃程の室内に置けば10日程後に花の活着情況を見ることが出来る。 果樹の剪枝をする時、大きな枝に対する剪枝を避けることが望ましく、花が少ない梨の木は今年の剪枝を少なめにすることが 望ましい。また出来るだけ剪枝時期を先送りしたり、花が出た後に剪枝して花をなるべく残す方が良い。 花の情況により生産資料を準備することが望ましく、梨の花が少なく質が良くないために今年のリンゴ梨が大幅な減産をするのは 既に避けられないことになっており、広範な果樹栽培農家では実際の情況により生産資料を購入して不必要な損失を 減らすことが望ましい。 （吉林新聞　２０１２年４月６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット