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[文化] 寒食日に降った図們の豊年雪



今年4月5日は寒食日。寒食日は24節期で冬至から105日後の日だ。

寒食は陰暦を基準とした名節ではない。 通常は、清明節の当日や翌日になり、陽暦では4月5〜6日頃であり、 陰暦ではたいてい2月になり、時々今年のように3月に入ることもある。 寒食日が通常は清明節に当たるので、 巷間で(特に若者たち)は清明と寒食をしばしば混同している。

寒食は、昔から正月、端午、秋夕と共に4大名節と呼ばれる。

寒食という名称は、この日には火を使わず、冷たい食べ物を食べるという過去の習慣から出たものであり、 その起源は中国晋国の忠臣・介子推の霊魂を慰めるためのものだという。 そのため、禁烟日、熟食、冷節ともいう。

農作業の格言に《水寒食に火端午》というものがある。意味はすなわち、寒食日には雨が降るのが望ましく、 端午には日差しがカンカン照りつけるのが望ましいというものだ。

筆者は、寒食に雨が降れば春種まきに良く、端午に太陽が出れば穀物が良く育つという意だろうと解釈する。

ところで今年の寒食日には雪が降ったのだが・・・!

いずれにしても、雨でも良く雪でも良い。いずれも、今年の豊作を約束する雪(雨)といえるだろう。

筆者は、寒食日に天が下賜してくれた美しい豊作とそれにともなう美しい風景をレンズに入れた。

(吉林新聞 オ・キファル記者 2012年4月5日)
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