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[社会] 琿春、野生東北虎・極東ヒョウ4頭の活動を捉える

東北虎・極東ヒョウ個別活動分析に研究材料提供


▲4月1日に撮影された子供の東北虎

吉林、琿春東北虎国家級自然保護区から朗報が伝わって来た。 3月26日から4月3日の間に琿春東北虎 国家級自然保護区では馬滴達保護所管轄区内の曲緑溝、西北溝で、赤外線撮影機によりそれぞれ野生の東北虎、 野生のヒョウと花鹿の活動写真が撮影されたと関連責任者が語った。

琿春保護区管理局科学研究宣伝教育センターの郎建民主任の紹介によれば、保護局の研究員は吉林省野生動物 専門家とともに写真の中の東北虎、ヒョウの大きさ、歩幅、紋、尻尾など細部の特徴と撮影地の地点、時間など 総合要素に関する対応と分析を経て、確かに2頭の東北虎と2頭の極東ヒョウであることを確認した。


▲3月29日夜に撮影された極東ヒョウ

吉林琿春東北虎国家級自然保護区は、中国、ロシア、北朝鮮3国境界地帯の吉林省、琿春市に位置している。 総面積が10万haで、東北虎、極東ヒョウを主要保護対象にした中国で一つしかない自然保護区。 2001年10月に この保護区が設立された後、生態環境が明確な改善を見せ、近年になって観測された野生東北虎の数が6頭ないし 7頭に増加し、極東ヒョウの足跡も何度も発見された。


▲3月26日に撮影された東北虎

郎建民によれば、琿春西北区、馬滴達は琿春保護区の東北虎、ヒョウがそれぞれ密集している地域の中の一つだ。 多年になり、保護局研究員の追跡調査と研究を経て、この地域に3頭の東北虎、1頭のヒョウがいるということを 確信すると共に、東北虎、ヒョウがいつも出入りする場所も確定した。 保護局では、保護に有力な科学技術定位 観測を提供するため、東北虎とヒョウがいつも通る100平方km内の小道に16個の撮影機を設置、先日になって 東北虎とヒョウの写真を撮るに至ったものだ。


▲3月31日に撮影された極東ヒョウ

今回、東北虎と極東ヒョウを撮ることが出来たのは、保護局で定位観測事業を開始して以来、初の科学研究成果であり、 東北虎と極東ヒョウの個別、活動規則を分析する上で極めて高い研究価値がある。 また、保護局で目的を持って保護事業を 進める上で有力な科学技術を提供することになる。

調べによれば、吉林省林業主管部門では、野生東北虎、極東ヒョウに対する保護力を一歩前進して強化し、先日、 遠赤外線カメラを琿春自然保護区により多く設置することにした。

(吉林新聞 2012年4月5日)
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