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［社会］　琿春市の敬信湿地、雁の《群舞》が壮観 海鳥がしばしば上がってきては留まる《渡り鳥たちの故郷》−琿春市敬信湿地。最近は雁の群れが集まってきて、 美しい群舞を繰り広げ、外地からの観光客の足が絶えず続いている。 4月2日、延辺山岳連盟から2台の大型観光バスが、延吉、安図等の観光客70人余りを乗せて琿春市敬信湿地を訪れた。 青空にゆうゆうと舞いながら美しい群舞を繰り広げる雁の群れ。また《クワッ、クワッ》という雁の鳴き声は純粋な 自然の音楽であった。 観光客たちの中でも撮影愛好者は雁の風景をレンズに収めるのに大忙しだった。 安図県から来た崔女史は、10歳になる幼い娘まで連れて琿春観光に出かけた。 親雁の後に従う10羽余りの雁たちの 《人》型群舞は実に壮観であった。 崔女史の娘は《以前にテレビ番組や写真では雁を見たことがあるが、琿春に来て 初めて雁を見られ、とても嬉しい》と語った。 崔女史もやはり《今回、娘を連れてきたので、娘に大自然の美しさを 見せることが出来、幼い心に大自然と共存する美しい心を植え付けることが出来たのではないか》と、非常に満足気に語った。 この日、観光客は雁の餌としてとうもろこしをばらまいた。また《雁を自然に返す》行事まで行った。 関係者の紹介に よれば、《この雁は以前、脚に怪我をして飛ぶことが出来なかったが、当地の村民がしばらく心を込めて見守ってくれたので、 また健康を回復することが出来た》と語る。 琿春市では4月6日を《渡り鳥を愛し環境を保護しよう》というテーマの渡り鳥愛活動を展開することにした。 行事期間、渡り鳥愛好家は鳥に餌を与えることが出来るだけでなく、風景撮影、自家用風景区観光など多様な 行事に参加することが出来る。 渡り鳥の故郷-琿春市敬信湿地は、今年、独特の地理的位置、美しい自然風景および 親環境観光プロジェクト実施などの恩恵により、一層多くの外地観光客が訪れるものと展望される。 （吉林新聞　２０１２年４月３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット