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[教育] 中国の金持ち留学生ら、韓国・大学路、新村の貸間を'独占'

ソウルの外国人留学生2万人、月50万ウォン以下は至難

長期留学生増えた新村、オフィステル月120万ウォンに


“中国人留学生が駆せ参じるようになってから、家賃50万ウォンのワンルーム賃貸売物がほとんどなくなりました。”

26日に訪れたソウル・大学路一帯には‘ワンルーム オフィステル300/50(保証金300万ウォン、家賃50万ウォン)’ ‘留学生歓迎’等と書かれたビラがあちこちに貼られていた。 明倫2街、大学路不動産のキム・ジョンファン社長は “最近になって中国人留学生が急激に増えた”として“保証金500万ウォン、月50万ウォン以下の安いワンルームは 品切れになった”と説明した。 彼は“勉強しに来た20代前半の学生たちが大部分”と付け加えた。

ソウル地域の大学路、新村一帯に外国留学生が増え、小型の賃貸住宅売物獲得の難しさが深刻化している。 加えて、 賃貸料も急騰している。 賃貸方式も1〜2年分の家賃を一度に払う‘トンウォルセ(別名、敷金)’は減り、安い保証金 にて毎月の家賃を払う方式が大きく増えた。

○留学需要急増…ワンルーム賃貸住宅品薄

ソウル市によれば、昨年ソウルに留学を目的に滞留する外国人は2万1078人で、2010年(1万9449人)に比べて8.3%増加した。 ソウルの留学生の場合、2007年8720人、2008年1万2137人、2009年1万5719人に増えている。

大学路一帯には、特に中国人留学生らの増加傾向が目につく。 成均館大に在学中の中国人留学生は、2008年の590人から 昨年は1135人に2倍近く増えた。

ハン・ウニ、ハンギル不動産の課長は“この近所で家賃住宅を探す中国人は家の財政状況が良い留学生ら”としながら、 “半地下や屋根裏部屋よりは、新築ワンルームなど新しい家を求める”と語った。 彼は“昨年冬にも中国人留学生に 家賃賃貸契約を3件程度成功させたが、以後、うわさを聞いて訪ねてきた留学生が多い”と付け加えた。


▲外国人留学生が増え、ソウル、明倫・徽慶・新村洞などの大学街一帯のワンルーム賃貸料が
急上昇している。 写真は中国語による住宅賃貸掲示文を付けた徽慶洞のある仲介業者

明倫4街S不動産関係者は、“20万〜30万ウォンの家賃の物件を求めても、売物品薄の現象が持続していて、大学路付近は 大学生の需要が豊富なため、保証金500万ウォン・家賃50万ウォン程度と賃貸料が高い方”としながら“1人が契約し、 後で中国人2〜3人が一緒に集まって来て暮らす場合も多い”と説明した。

慶煕大・韓国外国語大がある回基駅近隣にも、中国人留学生が増加している傾向だ。 イ・スファン慶煕不動産社長は “外国人学生たちは概して保証金500万ウォンに家賃20万〜30万ウォンの貸間を求めるが、最近では40万ウォンまで上がった” と語った。

○新村一帯もワンルーム不足深化

新村地域も留学生が増え、ワンルーム賃貸住宅の不足が深刻になっている。 延世大・西江大・梨花女子大など近隣の 大学の交換学生が多いうえに、4年以上勉強する長期留学生も増加し、小型の家賃住宅の人気が高まったためだ。

イ・ソンワン ドクター不動産社長は、“中国、日本、台湾など多様な国から留学生が押し寄せている”として、 “ソウル地下鉄2号線梨大駅から歩いて5分の距離のあるオフィステルは、保証金2000万ウォンに家賃が120万ウォンへと 高騰し、賃貸売物は全くない”と話した。 彼は“4年以上の長期留学生が好む保証金1000万ウォンに家賃50万ウォンの 安い賃貸住宅は検索すらも難しい”と説明した。

ファン・ジュンドン21C公認仲介士社長は、“留学生らの国籍が多様化し、好む賃貸住宅も多様化している”として、 “不動産開発企業等は地域別のこのようなトレンドをよく把握しており、小型賃貸住宅をデザインすれば高い収益を 得ることが出来るだろう”と耳打ちした。

(黒龍江新聞 2012年3月27日)
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