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[社会] 指紋検査で韓国入国拒否される朝鮮族が続出

▲韓国、今年から韓国入国の外国人に指紋登録検査
▲韓国入国時に空港で500人余り、韓国で滞留期間延長手続の時に1000人余り、既に検挙
▲韓国で偽名旅券使用で摘発、強制退去させられる朝鮮族1万人と予想




韓国に入国しようとしたものの、指紋検査に引っかかって入国が拒否され、戻って来た朝鮮族が続出している。

九台市のある村の3人の朝鮮族は、先日、韓国から臨時帰国して再び仁川空港を通じて韓国に入国しようとしたところ、 指紋検査に引っかかって送還されて来た。

彼らはいずれも過去、観光旅券で韓国へ出国、ビザの期限を超過して不法滞留し、強制出国させられ、韓国に 指紋を残した経歴がある。 後で韓国入国規制が解ける前に再び韓国に入国するため、彼らは偽名旅券を作って 韓国に入国、滞留し、今回臨時帰国して再び韓国に入ろうとしたところを韓国の空港で引っかかったのだ。

彼らのこのような事実は、韓国法務部が偽名旅券の使用者を探し出すために今年から外国人に対して指紋登録と 顔認識をする中で発覚した。

仁川空港の出入国管理事務所は、彼らの指紋が数年前に採取してあった指紋と一致したものの、旅券の名前と 出生年月日、民族などが同じでないことを発見し、集中調査した。

先日、長春で記者に会った彼らは、これまで韓国で稼いだ金が現在全て韓国の銀行に貯金されており、韓国に 賃貸しておいた借家がそのまま残っているとし、解決する方法がないのが残念だと語った。

瀋陽市の大きな朝鮮族の村でも、やはり旧正月期間に故郷に用事があって韓国から少しの間帰国し、再び行こうと 仁川空港まで行って指紋検査に引っかかり、引き返した朝鮮族が10人余りもいると、村民が先日記者に語った。 彼らの大部分は、名前を変えて民族を漢族に変更した偽名旅券を使っていた。

記者が調べたところによれば、今年1月1日から韓国法務部が外国人入国者に対して指紋登録制度を施行して以来、 既に500人余りの朝鮮族が偽名旅券使用者として検挙され、韓国入国が拒否されている。

また、韓国に滞在中の朝鮮族は、滞留期間を延長しに各地の出入国管理事務所へ行って指紋登録をしており、 指紋登録を通じて既に1000人余りが偽名旅券使用者として検挙されたという。

関連ニュース:

韓国の指紋登録制実施で、偽名旅券使用の理由で摘発され、強制退去させられる朝鮮族の数が1万人に達する ものと推算されている。

先日、在韓朝鮮族団体の代表は、法務部にこの問題を解決してくれるように要請し、法務部は現況を把握した後、 4月になってから《どんな救済政策を施行するのかを決める》という返事をしたと伝えられた。

調べによれば、2006年、法務部の第2次同胞帰国支援プログラムの実施の際、調査を受けて実名で出国し、1年後に 再入国した朝鮮族は問題なく、正常に出入国することが出来る。

現在、ソウル出入国管理事務所の場合、休日に滞留延長をしに来る朝鮮族が集中する上、指紋登録をするのに時間が かかり、一日に700〜800人が待機する現象が広がっている、とある朝鮮族が国際電話にて伝えた。

調べによれば、入国時には人差し指と中指を登録するのに3、4分かかり、滞留許可を延長する人々は十本の指を全て 登録するのに時間が10分程度かかるという。

(吉林新聞 2012年3月7日)
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