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［社会］　長春に《朝鮮族百年展覧館》設立を 《吉林省散在地区に朝鮮族百年の歴史を見せることが出来る展覧館を建てる必要があります》 全国政協第11期5次会議で李承淑常務委員は、《長春に<朝鮮族百年展覧館〉を設立する》ことに関する提案を提起した。 李承淑常務委員は、《現在、延辺に中国朝鮮族博物館がある以外には、長春など省内散在地区には中国朝鮮族の歴史を詳しく 理解出来る展覧館が一つもない状況だ。 これについて、多くの朝鮮族や海外の遊覧客は、非常に不満をもらしている》と語った。 《朝鮮族百年展覧館》を建てるのは、《党中央文化大発展の精神を完成させ、朝鮮族の優秀な文化伝統を継承し、 広範な朝鮮族に正確な民族観、愛国観と祖国観を樹立する上で大きな意味がある》と強調した。 また《散在地区の50万人余りの朝鮮族と毎年、長春市を訪れる100万人もの韓国人、北朝鮮人および海外の朝鮮族らに、 正確かつ全面的な私たち朝鮮族の百年の歴史を伝えて、また、中国朝鮮族の歴史を国外に正確に知らせなければならない》とし、 《朝鮮族百年展覧館》を設立することの必要性を明らかにした。 《現在、<朝鮮族百年展覧館内>を建てるための基礎的な条件は既に揃っている》と語る李承淑常務委員は、《長春は吉林省庁の 所在地で、国内外の重要な対外宣伝の窓口である吉林新聞社に何百平米にもなる場所があるので、ここに展覧館を建てれば、 国内外の広範な観光客を多く引き入れることが出来る》という。 紹介によれば、《朝鮮族百年展覧館》は、移住史展覧区、抗日戦争展覧区、解放戦争と民族政策展覧区、改革開放と 民族文化展覧区、多媒体視聴区、体験区など6つの展示区域に分かれ、国内外の観覧客に中国朝鮮族百年の歴史を体系的に 生々しく展示する予定という。 延辺歌舞団国家1級振付師である李承淑常務委員(1943年生)は、芸術生涯30年間、70部余りの舞踊作品を創作、次々に 《長白文芸賞》、《突出した寄与をした文芸関係者》、《北朝鮮平壌国際芸術祝典金メダル》などの栄誉を授与された。 また、朝鮮民族百年の歴史を描き出した大型民族舞踊叙事詩《長白の情》を創作し、国家最高振付賞の文化賞を受賞、 中国舞踊家協会から《卓越した寄与をした舞踊家》の称号を授与された。 （吉林新聞　２０１２年３月５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット