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[文化] 朝鮮族・崔恩朗、中国プロサッカー史上最年少監督に

中国サッカー甲級リーグ北京八喜チーム監督



崔恩朗監督プロフィール

出生:1981年11月6日生

出生地:吉林省図們市

政治:中国共産党員

教育経歴:2001年9月-2005年7月、吉林体育学院/体育教育専業

2005年9月-2008年3月、日本仙台大学大学院/体育科学研究・監督指導学

2011年4月-2012年1月、日本サッカー協会基地/日本サッカー学院で研修

研修内容:訓練、競技分析、陣容管理

指導経歴:

2008年4月- 10月、FC KOREA(当時日本3部リーグチーム)コーチ

2009年3月-2011年3月、日本・東京地域青少年サッカーチーム コーチ

2011年5月-2012年1月、日本サッカー学院1チームで指導者研修

日本新潟白鳥団(J1) 1チームで指導者研修

2012シーズン、北京八喜チームは、中国プロサッカーチーム史上最年少の監督となる崔恩朗氏が指揮をとり、 チームを導く。 中国サッカー甲級リーグの舞台で朝鮮族監督チーム間の競争が可能になり、今から期待される。

北京八喜チームは、今シーズン、崔恩朗監督に全権を一任した。 先日、記者との面会で、彼は《球団の 先見性ある判断に驚きと有り難みを感じたとして、チームを率い、首都北京で朝鮮族の自負心を見せたい》と 抱負を明らかにした。


▲延辺でプレイしたクァイェ(左側)選手が、北京八喜チームでテストを受けている。

崔恩朗監督の中国サッカー甲級舞台へのデビューは、朝鮮族全体の慶事でもあるだけに、 世間の注目を受けるだろう。 以下は、彼との一問一答。

−甲級リーグの指揮棒はどんな経緯で握ることになったのか?

実は北京八喜チームと助理監督として3年契約を締結した。 球団が監督の物色に出た状況でチームを しばらく引き受け、二週間の訓練をさせた。 この二週間の訓練を注視した球団オーナーが、正式に 監督職を引き受けてくれと要請をして来た。 いろいろ考えたが、球団のビジョンが結局私を捉え、監督職を受諾することになった。

−プレッシャーはないか?

全くない。 私はすべてのことを非常に肯定的に考える性格だ。 北京八喜チームはシステムが完備された チームだ。 球団で一切の権利を与えてくれたので、大きな困難もなく、果敢に監督職を遂行していくことが出来る。 日本との交流を積極的に推進し、球団のシステムなどがより一層円滑になるように貢献をする。

−追求するサッカーは何か?

私は日本で監督コーチ学を専攻した。 中国にはまだこの専攻課程が設置されていない。 人間的なサッカーを 指導理念として中国のサッカー事業のために献身をしたいと思って帰って来た。 夢と目標を持つことと そうでないことの差は大きい。 監督職の遂行を終える日まで、私が考える先進敵な知識とサッカーをチームに注入したい。

−今年リーグで何位を目差すか?

球団で掲げた目標は6位が最低線だ。 選手、チームワーク、外国籍傭兵の実力などを総合的に勘案すると、 現実的には大変で、10位圏内に入るのが本人の目標だ。 10位圏内に入れば、さらに上がることが出来、降格もされない。

−今シーズン、監督として故郷のサッカーチームを相手にすることになるが?

延辺チームをじっと見守っている。 実力で一度勝負してみたい。 朝鮮族の監督が 指揮をとるチームの対決とか、朝鮮族の選手たちの所属チームとの対決などなどは事実、良いのだ。 私たちの民族が中国サッカー舞台に根を下ろすことが出来る元肥になるのではないかと考える。 個人的に瀋陽瀋北に行った文虎一とは幼い頃から共にボールを蹴って来た友人だ。 サッカーは開かれた理由でしなければならない。

−夢は何か?

プロチームの指揮をとる以上、自身の真価を見せなければならない時と考える。 今は実践の中で自身をさらに練磨したい考えだけだ。 小さな夢を実現した後、新しい夢に向かって挑戦し、 目標としては2020年頃を目安に中国最優秀監督賞を受けたい。

(吉林新聞 2012年2月19日)
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