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[社会] 旧正月後、吉林市飲食業の求人難が深刻



旧正月後、吉林市の飲食業の求人難が一層深刻になった。 これは、ただでさえ普段から業者の側で従業員を雇用するのが 難しかったところ、弱り目にたたり目で、旧正月を祝ってから食堂従業員が店の立場などどこ吹く風、他業種へと 職種転換をしたこととも関係がなくはない。 食堂の窓にいくらでも見られる風景が、まさに<<従業員を至急募集。 台所人員求む。>>という広告だ。 求人難の深刻化で食堂で泣く泣く給料待遇を高めるという条件を掲げたものの、 相変らず格別な効果を見せていないのが現実だ。

従業員給与月2000元越える

あるプルコギ食堂で、1ヶ月前に従業員至急募集という看板を書いて掲げたが、まだ雇用出来ず、社長が直接腕まくりして サービスまで兼ねて走り回る。 焼肉屋社長の張氏は、何度も給料待遇を改善したのに、従業員の募集があまりにも厳しく、 これでは商売にならないと嘆く。

朝鮮族飲食店で朝鮮族職員を雇用するのは、さらに一層至難のわざ。朝鮮族従業員を雇うことは最初から諦めるようになってから、 既に久しい。一年中求人広告標語を書いて掲げた朝鮮族食堂も、一つや二つではない。

吉林市で10年間ほど飲食業をしてきた「故郷の家」飲食店の場合、従業員が数十人は変わったが、朝鮮族の従業員は合計しても 何人にもならず、それもほんの少しの間いただけで、最近は朝鮮族の従業員は全く来ない。

人的資源市場の電子掲示板をズラリと埋めた飲食業の従業員募集広告、月給与1300-2300元、まかない付きと掲示されている。 ある業者は、月給以外にボーナスも支給すると重ねて書いている。

人的資源市場の求人業種統計によれば、飲食業界の従業員の需要が二番目に多い。

若い世代、食堂従業員を敬遠

舒蘭市の農村から来た二十歳を過ぎたばかりの李さんは、正月前に某韓国料理飲食店で従業員として働いた。 飲食店で宿泊を提供したので、貯蓄もかなり出来た。故郷で正月を凄し、再び吉林へ来た李さんは、飲食店で 従業員をするのを止めたという。 理由は、従業員を生涯続けることは出来ないから、若いうちに技術でも習う べきだという気がするためだという。

某飲食店で従業員として仕事をしている郭さんは、この食堂では従業員の食事も美味しくないうえに、社長が 人間的な待遇をしてくれないのでやってられないという話だ。 二度と食堂の従業員はしないと決心したという。

対策は人間的管理で従業員の心を掴むこと

食堂従業員の雇用が難しく、やっとの思いで雇った従業員を長期的に残すために骨を折っているのが今の吉林市の 飲食業の現実だ。 吉林市の飲食業の過半数が1年中続けて求人難に苦しめられているのが実情といっても過言ではない。

吉林市の料理業界の某要人は、問題の解決策として、待遇改善、保険、医療などの保障システムを導入、および 人間的な管理を挙げる。 80、90年代生まれの若い世代を中心に構成された飲食業界の従業員たちは、自我意識と 個性が強い世代なので、飲食業店では特に人間的な管理に努力するべきである。例えば、誕生日を祝ってあげる、 名節に福利サービスを施すこと、そして従業員から管理職へと昇進する機会の提供などなどだ。

飲食業で従業員に対する年令制限条件を適当に増やし、従業員の求人難を解決すると同時に、飲食業の苦しみを 減らす方法も望ましい。

(吉林新聞 2012年2月16日)
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