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［社会］　新年最初の願いを成し遂げました 曇り空の力強い日の出が感動を 　 《新年最初の願いを成し遂げました》 壬辰年の新年最初の朝を温かくする、満ち足りた話が嬉しそうに聞こえて来る。 新年最初の行動として、力強い初日の出を見て、新年の願いを祈りながら希望の一年を始めることであったが、 本当に力強い日の出を見られ、新年の最初の願いを成し遂げたと歓迎する顔が溢れていた。 2012年1月1日、曇り空で日の出を見る可能性が少ないという予報が出ていたが、明け方5時頃から延吉・帽児山は新年を 祝福する美徳の話で新年初の眠りを覚ました。駐車場は集まった車で空きがない。 都心から続く帽児山道には元気良く せっせと歩く人、自転車のペダルを懸命に回す人々が動く長い影を作る。 　 手と手をぎゅっと握って後に付いて来る若者たちに道を示してくれるおばあさんたちと、それを取りまとめる70代のおじいさんの 敬けんな姿が偉大に見えてくる。 《お母さんもお元気で》帽児山頂の展望台で国外にいる母親と通話していたという20代の若者の通話の姿も殊勝なものだ。 《寒いからコーヒー飲みなさい》魔法瓶に熱いコーヒーを入れて、頂上に上がってそばの人々を取りまとめる名前も知らない おじさんが、明け方の寒気を暖かくしてくれる。 《いただきます》と、一杯もらって飲んだ。 世の中にこれほど美味しい コーヒーがあるとは、今まで知らなかった。 暖かいコーヒー、暖かいコーヒーおじさんの心を飲み、返す祝福もさらに熱くなる。 コーヒーおじさんは今年の一年で一番幸せな人に既になったかのようだ。 成宝ホテルの職員が頂上の東屋を団体で回り、お互いを祝福する姿が今年も感動を与える。 写真を撮る家族ら、文字メッセージを送る若者たち、両手を合わせて祈る両親たち… ワ〜！突然歓声がさく烈する。 諦めかけていた日の出がヌッと姿を現したのだ。 曇り空に雲を突き抜けて力強く現れた 新年の初日の出、願いと願いが集まって赤い太陽を呼び寄せたようだ。 新年最初の願いが成就した瞬間だった。 人々の切実な願いもあり、新年最初のコーヒーのように温みもあり、今年は私たち皆が幸せになることだろう。 （吉林新聞　２０１２年１月１日） Copyright(C) 朝鮮族ネット