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[経済] 韓国で朝鮮族など熟練工10万人《帰国大乱》

▲来年までに半分以上離れる
▲鋳物・メッキ・染色など人材探せずイライラ



▲写真は京畿道安山多文化街の勤労者たち.

韓国、仁川南東産業団地内の日進メッキ団地で、 メッキ業者35社が密集しているこの地に非常事態が起きた。 外国人勤労者が滞留期間満了で次から次へと出国しており、新規人材を求めるのが《至難のわざ》であるためだ。 アルミニウム表面処理業者の大韓金属の場合、最近、3人の外国人が出国、新しく補充出来ず、困難に直面している。 その上、スリランカ人のパンダラ氏ら7人全てが来年は追加で出国しなければならない。

韓国の失業率が3.5%、青年失業率は7%台に達しているにもかかわらず、中小企業人は勤労者不足で悲鳴を上げている。 特に、汚く大変で危険な《3D》業種というレッテルがついた鋳物、メッキ、熱処理、染色などの《根元産業》の企業は、 核心・現場の人材として勤めてきた朝鮮族など、在韓外国人の熟練工が続々と帰国し、工場の稼動が根元から揺れている。

雇用労働部と中小企業中央会などによれば、彼らのように今年離れる外国人勤労者が3万 3944人、来年には今年の二倍を 越える6万 7118人に達する。 2年間に10万人以上が出国することになる。 来年の出国者は昨年の5234人の13倍を越える。 製造業分野で今年と来年に離れる外国人勤労者は外国人勤労者全体の19万人余りの半分を越える数だ。 一方、年間に 補充される一般外国人勤労者は4万人程(今年基準)に止まっている。

洗濯機とガスオーブンレンジの部品を作ってゼネラルエレクトリック(GE)とエレクトロラックスなどに年間700万ドルほどを 輸出する南東産業団地内の東洋ダイカストの核心勤労者は、外国人だ。 フィリピンのエルメル氏は酒造を、リマンド氏は ショットブラスティング業務(表面加工)を担当する。 この会社の外国人勤労者は、4月に2人、7月に1人、10月に5人など 6ヶ月の間8人が帰国した。 しかも来年1月にはエルメルとリマンド氏ら3人が出国する。 問題は、彼らの全てが熟練工であることだ。

この会社の呉ギョンテク社長は、《5年間勤めて話も通じ、熟練工の陣営に加わってくれたのに、次から次へと離れて作業に 大きな支障をきたしている》と心配している。 だが、補充に困難を来している。 これまで、外国人6人を雇ったが、 このうち1人が辞め、5人だけ訓練させているところだ。 結局最近何ヶ月間で純粋に3人が減ったわけだ。 その上、 新入職員の生産性は熟練工の半分にも届かない。

仁川、景西洞に位置するデクァン鋳工のリュウ・オクソプ代表(京仁鋳物工団組合理事長)は、《10月初め、外国人勤労者 配分申請の時、我が社の幹部が正午からその翌日9時までずっと9時間の間、外で列をつくった後、かろうじて1人の配分を受けた》 といい、《もう根元産業は崖っぷちに来ている》と語った。

(吉林新聞 2011年12月12日)
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