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[経済] 延辺、悲喜が交錯する不動産業

不動産業は延辺州の新しい経済成長ポイントになり、都市住民の消費の焦点になり、内需拡大、経済成長の牽引、 都市化建設の加速化、居住条件の改善などの面で大きな推進の役割を果たしている。 反面、供給と需要がかみ合わず、 企業の資質が低いなど、少なからぬ問題点が存在し、悲喜交錯している。

州全体で不動産開発企業が150社あり、《11.5》期間、合計1455万平米を開発し、不動産開発の規模、投資総額が持続的に 増加し、開発建設指標が長春市と吉林市に次いで省内3位を占めている。

《11.5》期間、州全体で不動産開発に累計で157億 1000万元を投入、毎年19.8%の成長率を見せ、商品住宅販売額は 累計で205億元に達し、州内各県、市の不動産業総収入は49億 3000万元に達し、各県、市の一般予算収入のうち38.5%を占め、 経済成長の重要な一環になっている。

1455万平米の商品住宅開発面積のうち、平屋改造面積は797万 4000平米に達し、1004万 5000平米の商品住宅を販売した。 多次元の開発は様々な次元の住民の需要を満足させたが、《11.5》期間の末、延辺州の一人当りの居住面積は《10.5》末の 21.62平米から29.97平米増えた。 そして農村と外部の人々が都市に入ってきて住宅を購入し、都市化建設がはやくなった。

不動産業が興起し、開発範囲が都市中心から次第に都市郊外周辺へと拡大、都市面積が増えた。 敦化市中興現代アパート 団地、延吉嘉和碧水園林アパート団地、州政務センターおよび建設中の州体育センター、州博物館など、設計が新しく規模が 大きい建物は、都市の容貌を大きく変化させ、品位を高めた。

不動産業に対する管理が強化され、不動産開発が次第に規範化の軌道に入っている。 何年間か、延辺州は不動産市場に対する 監督、管理を強化してもともとの253社の不動産企業のうち、規律や規定を破ったり資金力の低い103社の企業を取り締まった。 同時に、優秀な不動産企業を育成、支援、成長させるという原則の下、信用を守り実力が比較的強い一部の不動産企業を積極的に 支援した。これらの企業は、品質が良好な商品住宅を建設したと同時に、社会区域の建設と社会公共事業の面で積極的な役割を 発揮している。

しかし延辺州の不動産業には少なからぬ問題点が存在している。 商品住宅に対する供給と需要がかみ合わず、販売出来ない 商品住宅が多い。 不動産企業の資質が低く、様々な社会問題を招く懸念が潜在している。 現在、州全体の150社の不動産企業の うち、資質等級が2級(登録資金2000万元以上)に属する企業は20社に限られ、州全体の不動産企業のうち13.3%にしかならない。 3級(登録資金800万元以上)に属する企業は47社で、31.3%を占め、4級(登録資金200万元以上)に属する企業は83社で55.4%を占める。 そしてアパート団地内に駐車場がなく、物流管理が規範化出来ておらず、物業会社と不動産開発企業、事業主委員会、 社会区域間の権利と義務関係が明確でないなどの問題点は、いつまでたっても解決に至らない。

先日、延辺州政協の一部の委員は、上述の問題点について調査研究を経た後、生態都市建設の要求に従い、品位と 標準の高い開発理念を樹立し、政府部門で監督管理を強化し、不動産業の規範化した運行を保証することについてなどの 建議を提起した。

(延辺日報 チョン・ヨンチョル記者 2011年11月4日)
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