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［社会］　吉林省51県(市区)の都市鎮住民に養老保険がスタート 養老金10等級、最高級の年間受取額は2414元 19日、吉林省政府は吉林市で吉林省都市住民社会養老保険モデルと第3次新型農村養老保険モデル事業 開始会議を開いた。 会議によれば、吉林省の51県(市、区）が都市住民の社会養老保険モデルに入り、省全体の 85％を占めることとなり（延辺州は全ての県市が該当）、来年には省全体に普及する。 今年7月1日から中国では都市住民養老保険をスタート、吉林省はモデル省の一つだ。 吉林省人的資源社会保障庁・駱徳春庁長によれば、都市住民の保険納付金額が最も低い等級は新型農村保険金納付金額と 同じであり、一人当り毎年100元、都市住民と農村住民の経済的な差異を考慮して、多く納付すれば多く受取れるとする 原則により、保険金の納付等級を10等級に分けた。 100元から1000元までの等級となる。 モデル県(市、区)はそれぞれの 状況により、納付等級を分けることが出来るという。 養老金はどのように納付しどんな待遇を受けるのか？ 保険参加条件：16歳以上(在学生含まれない)、従業員の基本養老保険参加条件に合致しなかった都市鎮非業種従事者、 戸籍所在地で志願により都市鎮住民保険に参加する。 保険納付：満16歳- 44歳の住民は年度毎に納付。 累計納付年限が少なくとも15年にならなければならず、途中から納付 しなくなり補充納付した場合は、政府の補助金を受けることが出来ない。 満45歳-59歳の住民：年度により納付、納付年限を15年にするための補充納付が可能(一括納付してもよく、何度かに分割 して納付しても構わない),政府補助を受けることが出来、累計納付年限は15年を超過しない。 ただし途中で納付せず 補充納付した場合、政府の補助を受けることは出来ない。 保険待遇：養老金待遇は基礎養老金と口座養老金に分かれる。 受取待遇を受ける時から一生涯受け取り続けることが出来る。 基礎養老金標準は一人当り一ヶ月に55元、モデル県(市、区)は状況により基礎養老金標準を上げることが出来る。 個人口座養老金は月ごとに発給する個人口座の貯金全額から139元を差し引く。 受取方法：条件に合致する保険参加者は、満60歳になった翌月から関連機構で月ごとに社会的方式で発給を受ける。 養老金受取者は所属する社会区域、街道に行って関連手続を踏み、毎年、受取資格認証を経なければならない。 満60歳以上になって従業員基本養老保険待遇と国家で規定したその他の養老保険待遇を受けられない人々は、保険金を 納付しなくても毎月55元ずつ養老金を受け取ることが出来る。 （吉林新聞　２０１１年９月２０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット