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［経済］　中露琿卡鉄道、9月に運営回復 1000万トン国際積替駅建設プロジェクト定礎式 琿春-ザルビノ港-釜山、琿春-ザルビノ港-新潟陸海連運航路がスタート 3日、中国とロシアの琿卡鉄道1000万トン国際積替駅定礎式が琿春市で行われ、ザルビノ港国際 合資有限責任公司の除幕式および陸海連運航路スタート式がロシア沿海州のザルビノ港で行われた。 省党委書記・孫政才が行事に参加した。 これは長吉図開発開放対外通路の円滑な疎通、中露経済貿易合作交流の強化、図們江地域国際陸海連運通路の貫通、 図們江地域国際合作開発の推進などに重要な意義を持つ。 琿春で孫政才は中露琿卡鉄道1000万トン国際積替駅プロジェクトの鍬入れを行った。 副省長・陳偉根は演説で次の通り述べた。 中露琿卡鉄道は中国、琿春からロシア・ザルビノ港に通じる重要な 交通運輸通路であり、日本海−ロシア−中国−モンゴル、図們江地域国際陸海連運大通路の重要な造成部分だ。 中露両国の鉄道部門、吉林省と沿海州の各級政府および双方企業の共同の努力で、琿卡鉄道は9月に運営を回復し、 それと共に1000万トン国際積替駅プロジェクトが着工、建設に入る。 1000万トン国際積替駅プロジェクトが完工されれば、琿卡鉄道の貨物通行能力をさらに向上させ、中露間の経済と 貿易の協力を力強く推進し、延辺、特に琿春および省全体の対外開放を拡大するだろう。省党委と省政府ではこれまでと 同様に全力でプロジェクト建設を支援し、良好な環境を作り、良質なサービスを提供することによって、プロジェクトの 順調な実施を保障する。 中露の各投資家側では駅の改造を加速化させ、通関環境を改善し、出荷能力を向上させ、 供給源を積極的に養成することにより、琿卡鉄道国際連合運送の持続的かつ安定した力強い発展のための条件を 作るよう願う、と述べた。 瀋陽鉄道局局長・王占柱とロシア極東鉄道局副局長コラキリムも式で演説した。 調べによれば中露琿卡鉄道は琿春長嶺子鉄道税関の辺境地点からロシア・カメソワヤ駅までの区間の国際鉄道だ。 1000万トン国際積替駅建設プロジェクトは、東北アジア鉄道グループで琿春積替駅を改造するものであり、 プロジェクトの投資総額は約2億 7000万元、建設の内容としては準広軌到着出発線、木材積替線、車両積替線、 原油積替線、石炭酸貯蔵場、木材卸場、コンテナ貨物場 およびその他の附帯施設を新しく建設することが含まれ、 琿卡税関にとって積み替え能力と琿卡鉄道区間の通過能力が整合しておらず、還輪、石油積替えなどの 設備がないという問題を解決することにより、中露琿卡税関が開通した後、中露国際大量貨物輸送の需要を満足させる。 ロシア沿海州ザルビノ港で孫政才は、ザルビノ港国際合資有限責任公司の除幕をして、琿春-ザルビノ港-釜山、 琿春-ザルビノ港-新潟航路のスタートテープを切った。 調べによれば、吉林省長吉図国際物流グループ公司とトロイツァー港有限公司で共同で設立した ザルビノ港国際合資有限責任会社は、主に港の物流運送、荷役作業、国境通過輸送などの業務に 従事するだけでなく、ザルビノ港のインフラを改造して現代化された設備を昇格させる。 また、港のコンテナ業務の絶え間ない発展成長とザルビノ港の環日本海地域の国々の経済貿易の発展、 絶え間ない地位強化により、合資会社は次第に現在の港埠頭をより長く深い方向に拡大建設し、 港が位置する優れた地理環境を十分に利用し、ザルビノ港を中国から環日本海地域、さらにヨーロッパや アジア、北米を連結させる最大の海上運送交通の核心の一つとして建設する。 省党委常務委員であり延辺州党委書記の張安順、省直属該当部門および該当企業の責任者たち、ロシア沿海州の 主要責任者などが関連活動に参加した。 （吉林新聞　２０１１年８月５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット