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[社会] 方正県'日本開拓団'碑文を破損した5人を連行



3日午後、ツイッターに前日'湖南土匪軍500'という別称を持つ5人の団体の男たちが北京から出発、3日、 黒龍江省方正県に到着した後'日本開拓団員死亡者名簿'の碑文を破壊、事件発生後、彼らは現地の警察に連行され、 方正県公安局で取り調べを受けたという内容が掲載された。

'湖南土匪軍500'の中で、陳福楽という男は、数日前に方正県に'日本開拓団死亡者名簿'の碑文を建てたという情報を聞いて 大いに憤慨したとし、その他の気が合う4人の友人を集め、開拓団は中国を侵略した日本帝国主義者の一員であり、中国の 国辱だと一致した合意を見た後、方正県に行ってこの碑文を破壊しようとしたと動機を打ち明けた。

3日午後、彼ら一行5人はハンマーと2本の赤ペイントを持って中日友好公園に来た。 警察が現場を守っているのを発見した 彼らは、4、5km遠回りして後山に降り、壁を走って越えた後、碑文に接近してハンマーで破壊した。 だが、碑文の構造が 非常に丈夫で、小さな跡だけが残った。 仕方なく彼らは赤ペイントを取り出して碑文の約30%の面積に塗布した。

事件発生後、知らせを聞いて駆け付けた警察に連行され、調査を受けた後、当日夕方に釈放されて北京へ向かって出発した。

[事件の背景]

先月30日、あるネチズンが自身のツイッターを通じて"黒龍江省方正県政府が日本の資金誘致のために70万元をかけて'日本の 侵略者'らの墓碑を建てた"という文を載せ、世間に知られた。掲載してから一日も立たぬうちにクリック数が8万1千回、 コメントが1万8千個掲載されるなど、ネチズンの関心を引いた。

ネチズンたちの反応は否定的であった。 大多数のネチズンは"方正県は日帝時代に祖国を守るために戦って犠牲になった中国人の ための墓碑は建てることが出来ないのに、なぜ日本人のものを先に建てるのか"、"中華民族の自尊心を捨てた" "金を儲けるために 国家の尊厳を捨てる処置は到底容認することが出来ない"等、荒々しい非難を浴びせた。

世論が悪化するとすぐに、方正県政府の洪振国常務副県長は"今回の碑石建設は中国外交部の許可を受けたもので、単に日本の 侵略者たちではない移住民たちのために建てただけのことだ"として"毎年ここに墓参に来る日本人の子孫たちに正しい歴史を 知ってもらい、未来の平和を祈る意味で建てた"と解明した。

方正県政府外事弁公室・王偉新主任も"ここに埋められた日本人たちは、日本の軍人とは違う"として"彼らは政府によって 派遣された'開拓団'の一員であると同時に、軍国主義の犠牲者だ"と主張した。

日本は中国侵略が本格化した1905年から1945年まで、中国東北地域の植民統治のために民間人百万名を'開拓団'として派遣し、 方正県だけでも1万5千人が居住した。 彼らのうち5千人を越える人々が風土病、伝染病などで現地で死亡し、方正県共同墓地に 埋葬された。

そのうち500人余りの遺骸は遺族によって日本へ移送されたが、残りはそのまま方正県共同墓地に埋葬されている。

(黒龍江新聞 2011年8月4日)
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