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[文化] 民が語る歴史《止められない開山屯》

73歳の韓ファソク翁自叙伝朝鮮族口述歴史シリーズ図書が出版



民が語る歴史-民族出版社が企画した朝鮮族口述歴史シリーズ図書、《止められない開山屯》(著者・韓ファソク)出版式が、 7月27日午前、延吉で行われた。

《止められない開山屯》の著者・韓ファソク(73歳)先生は、龍井市開山屯鎮で長年の間、平凡な民として生きて来た国民の 中の《秀才》だ。 早くから延辺第一高級中学校を卒業し、集安市で教鞭を取ったりもしたが、故郷開山屯に向かう切なる 懐かしさで、結局、教職活動も拒んで帰郷し、農村に根をおろした。


▲著者の韓ファソク

開山屯は典型的な中国朝鮮族居住地の一つであり、近現代中国朝鮮族の何世代かの歴史がある故郷であり、中国朝鮮族発展史の 重要な事件の痕跡がほとんど残されている特殊な場所だ。 それゆえ、開山屯は《延辺史の縮小版》、《中国朝鮮族史の縮小版》 とも呼ばれる。

開山屯で生まれた韓ファソク先生は、波瀾万丈の開山屯の歴史の生き証人であり、開山屯の約一世紀の歴史をエピソード形式で 構成する《止められない開山屯》の冊子を編集し、何らの特定の傾向もなく自身が見聞きして体験したそのままの話を生々しく 蘇らせ、味わい深い絵画で展開するとみられており、注目されている。

《止められない開山屯》本で韓ファソク先生は、移民第一世代の著者の祖父母から現在の改革開放の第一線を走る子供たちに ついての話まで、12編をしたためた。

元《長白山》雑誌社および吉林新聞社社長兼主筆だった南永前先生は、《止められない開山屯》の冊子の序言にて 《韓ファソク先生の文は自叙伝調になっているが、著者は自身の日常事に止まらず、視野を歴史全般の流れに向け、 その歴史に光を当てたことが引き立って見え、私たちの歴史の発掘と保存において良い試みだ》と高く評価した。

(吉林新聞 2011年7月27日)
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